モブで居ないと悪女になりますよ？【黒バス】

5話 ページ6

＊



四時間目が終わり、 桃井さんは私の方を向いた


「本城さん行こ？」


「はい、 ありがとうございます！」


桃井さんと私は教室を出た





「桃井さんまず何処から行きますか？」


「んー、 まずは体育館行こっか！」


よっぽどバスケが好きなんだね、 本当なら先に美術室とか行きそうなのに……


私たちは体育館に向かった


その間色々話していた

キセキの世代の人達のことや、 桃井さんがマネージャーをやってることも




「桃井さん、 さつきって呼んでいいですか？」

「もちろんだよ！ 私もAって呼んでいいかな？」

「はい！」


私と桃井さ…さつきと少しでも仲良くなれた気がした。






体育館に着き改めて体育館の広さを感じた

流石帝光中……


「凄い。 広いですね」


「そうだよねー。 ここの中学はバスケが強いからね」


そんな会話をしている時、 ボールの音が聞こえた

……あれは、 誰？


「さつき、 あれって」

「あぁ、 青峰君だよ！」


さつきが青峰君を呼んだ。




「青峰君！ ご飯も食べずに動いてたら倒れるよ！」

「あ''？ うるせーな俺がどーしよがお前には関係ねーだろ！」


夫婦喧嘩みたいだね


まあ、 私はそれに割り込むけど



「そんな言い方「そんな言い方ないと思いますよ？」え？ A？」



「お前、 転校生の本城だよな？」

「はい、 そうです。

せっかくさつきが心配しているんですよ？感謝の一つも言えないんですか？」


知ってる？ 聞き分けのいい人だったらすぐおれてくれるんだよ？




「……悪かったよ」


ほらね


「青峰君が素直に謝るなんて……A凄いよ！！」


まあ、 すべて計算の内だからね

6話→←4話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す