角砂糖に愛を込めて【WT】【短編集】 (ページ6)

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A、、A、、！

どこかで私の名前を呼ぶ声がする。一体何時間寝たんだろうか。重たい瞼を開けるとぼやけて表情までは見えないが1番大好きな人がいた。

『きんとき、？』

kn「起こしちゃってごめん。あと色々ごめん」

『いや、私こそ⋯きんときの邪魔しちゃったし、』

kn「邪魔じゃない！俺がイライラしてて、Aに当たっちゃっただけ。本当にごめん。Aも心配してくれてたのに」

『でも、きんときは私のこと好きなんかじゃないんでしょ』

誕生日も忘れちゃうんだし、と言葉を付け足そうか悩んだが、やめておいた。きんときは目を見開いて、ゆっくり私の手を取る。

kn「誕生日おめでとう、A。その、、遅くなってごめん」

『いいよ別に、』

kn「自分でも最低だと思う。マジでごめん。絶対埋め合わせするし、編集も相談したから殆どしなくて良くなったし、これからAといっぱい時間作れると思うからさ⋯⋯」

kn「まだ俺と一緒に居てくれる？」

『もちろんじゃん、』

きんときが私を包み込んでくれる。そのほんのりとした温かさに心が落ち着く。やっぱり私はきんときとじゃないとダメだ。

kr「そろそろ帰ってもらっても？」

kn「きりやんもごめん。マジで助かったけど」

kr「はいはい。良かったね〜間に合って」

kn「きりやんがいなかったら危なかったわ、」

きんときに手を引かれて、きりやんの家の玄関に向かう。こんな風にきんときと仲直り出来て、またいつもの、いやいつも以上の日常に戻れるのはきりやんのおかげだ。

『ありがとう、きりやん』

kr「はいはい、リア充は出てって」

『本当にありがとう。お世話になりました』

kn「今度きりやんになんか奢るわ」

きりやんに感謝を述べてたら追い出されて、きんときと一緒に帰路に就く。
きんときと一緒に、2人の家に帰る。その帰り道でさえも幸せに感じた。

kn「ごめんA。ほんとに⋯⋯」

『いいよいいよ。もう大丈夫』

ギュッと強くきんときの手を握ると、強く握り返される。こんな風にずっと離さず、離されなかったらいいのに。

kn「ずっと一緒だから。大好き」

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謎ENDすみません。
今日11/2は私、作者の誕生日なんです⋯。なので完全に自己満で書いてしまいました。

リクエストも頂いてるので、そちらも書き進めてる途中です。

次の更新も楽しみにしといて下さい！