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神田の誕生日記念小説♪ 61 ページ3

__自分も少しだけせいせいした気分になりながら、アレンとコムイさんの
行く末を見ようとした時だった。

ラビ 「A!」

A 「えっ・・・。」

いきなり名前を呼ばれ、腕を強く引っ張られたと思ったら、その瞬間
さっきまでいた場所が爆発した。
原因はすぐにわかった・・・神田の六幻による技のせいだ。

ラビ 「おー・・・ギリギリセーフさ・・。」

A 「す、すいません。」

もう少し気付くのが遅かったら、私はあの破壊されたテーブルの下に
埋もれてしまっていただろう。

感謝の気持ちも含めて急いで頭を下げると、ラビは「いいっていいって。」
とニカっと笑い、私の腕をつかんでいた手を離した。

ラビ 「・・・にしても、ユウの奴、ついに仕掛けて来たさ〜。」

A 「そうですね・・・。今の自分たちの状況をすっかり忘れて
コムイさんがどうなるのか観戦しようとしてました・・。」

危ない危ない。

さっきの衝撃が収まると、つかつかとこちらに向かって歩いてくる神田の
姿が見えてきた。
胸の前に六幻を横に構え、ラビをギラリと睨みつける。

神田 「ウサギ・・・ちょこまかとよく逃げんな・・。」

ラビ 「そ、そりゃ・・避けないと当たるさ・・。」

神田 「そうか・・・じゃあ避けんな!」

そう言い捨てると同時に、神田は再び六幻を振るった。
「じゃあ、って何なんさ!?」というラビの突っ込みにも似た悲鳴を
無視して。

今度は2人とも横っとびに飛んでその攻撃を避けたが、休む暇など
与えないという調子で、神田は続けて技を撃ってくる。
私たちがそれから逃げる度、派手な音を立ててテーブルが壊れていく。

・・・収拾がつかない。

六幻から飛んできた蟲の形をした剣気を再び避け、私はため息をついた。

アレン 「A!ラビ!」

A 「えっ?」

自分のすぐ近くで名前を呼ばれ、思わず振り向くと、ほんの数歩行った
所にアレン・・・と脅されているコムイさんがいた。
逃げ回っているうちに、どうやら食堂の出入り口まで来ていたようだ。

状況がわからないと言う表情のアレンに、ラビが泣きそうな顔で
すがりついた。

ラビ 「助けてさーアレン!!」

アレン 「ええっ!?ていうか、今までどこにいたんですか?それになんで
あの人に追われてるんです!?」

A 「話すと長くなりま・・・。」

__私の言葉の途中でまた攻撃が飛んできて、ドカーン!と派手な音が
食堂に響いた。

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姫いちご - はじめまして姫いちごです。初コメ失礼します。とてもいい作品でした。私はディーグレイマンの中で一番神田が好きです。続きを楽しみにしています。(*^-^*コメ、長くてすみません。ありがとうございました!! (2016年4月17日 19時) (レス) id: c97e5601f8 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 初コメ失礼します。一気読みさせていただきました!!この作品に出会ってさらにdグレが好きになりました!!いつまでも待ってます^o^ (2016年4月12日 17時) (レス) id: 393c27509e (このIDを非表示/違反報告)
めぐ♪(プロフ) - 最初から読ませていただきました!!更新頑張ってください!!楽しみにしています!(^^♪ (2016年3月7日 6時) (レス) id: a48000af0d (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - お久しぶりです(^^)Dグレアニメ再開しますね!無理せず更新頑張って下さい^o^ (2015年12月26日 20時) (レス) id: 3e6b0e0f53 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 更新お待ちしてます。私も受験生 (2015年12月23日 16時) (レス) id: e4de09b28a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:莱羅 | 作成日時:2012年6月21日 20時

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