第参拾弐話 ページ34
再び、男達の声がひしめき合っている中、Aの背後にもう一つ影があった。
?「これが、お前が目指してる道の先か?A」
貴「ようこそ、マイキー。
言ってる事がよく分からないんだけど?」
マ「Aが目指してるのは、リミッターが外れると殺人集団になるって事だ」
貴「変なこと言わないでよ。私はただ、大切なものを自分の手元に置いておきたいの、無くしたくない。だから、奪われない様に力を与えただけ」
マイキーが見つめるAは、欲に
貴「私達の邪魔をする奴らは全部始末。だから、武蔵神社で倒れてた二人も、キヨマサの事もぜーんぶ私達がやった」
あの時の事を暴露すると、三ツ谷とムーチョの表情に怒りが宿った。
気づけば、Aの目の前にはマイキー達が集まり、全員が彼女を睨み付けている。
貴「あいつらが悪いんじゃん、勝手に情報を盗もうとするし、顔見知りがいただけでデカイ面してさ。亜瑠賦亜に関わった以上、普通で帰せないってこと体に教え込んだだけ」
ケラケラと笑うA。
マイキーは嫌な感覚を覚え、身構えようとした時だった。
貴「もう一回、テメェらを潰してやるよ」
その言葉とともに、マイキー達の背後から亜瑠賦亜の構成員が殴りかかってきた。
急な襲撃に狼狽えながらもドラケン達は、最後の力を振り絞る様に声を荒げた。
マイキーの視界にはAが。
Aの視界にはマイキーが。
貴「ちょっと早いけど、始めようか。総長戦」
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桃浦(プロフ) - このお話すごく大好きです!!!泣くほど好きです()これからも応援しています〜! (2022年10月21日 11時) (レス) @page40 id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - 更新待ってました!毎回続きが気になる終わり方をなさるので更新が待ち遠しいです!!!応援してます! (2021年11月16日 7時) (レス) @page38 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
すりるまうんてんごりらです☆ - 好き!更新楽しみにしてます! (2021年11月1日 21時) (レス) @page36 id: d0d136fad8 (このIDを非表示/違反報告)
あいら(プロフ) - この作品めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2021年9月5日 7時) (レス) id: c04b0d2322 (このIDを非表示/違反報告)
獅子丸(プロフ) - このお話最高です!更新頑張ってください! (2021年8月23日 20時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒雀 | 作成日時:2021年8月9日 3時