第弐拾捌話 ページ30
貴「マイキーから聞いたとは思うけど、私、とある女の罠にハマって、やった覚えのない罪、擦りつけられてんだよ」
特攻服のボタンを外し、閉じていた前を開けると涼しい風が私の体温を下げる。
貴「あいつらはその女の嘘にまんまとドブってずっと一緒にいた私の言葉じゃなく、知り合って間もないそいつを信じた。
気づけば私は東卍を追い出されて、一気に仲間を失った、どう?無様だろ?」
武「だから、わざと東卍の敵になって復讐って訳ですか?」
貴「・・・復讐もあるだけど、それは三割かな。
残りの七割は、
私の言葉に驚いていると、すかさず花垣君の腹に蹴りを入れた。
武「がはっ!」
貴「駄目だよ、気い抜いちゃ。
ここは今戦場、敵に隙を見せれば真っ向の餌食になるんだから。立たせろ」
指示を出すと花垣君は両脇を抱えられ、皆が見える所まで連れて行くと真っ先に気づいたのはマイキーだった。
マ「タケミっち!」
貴「花垣君、ゲームオーバー」
左足を軸に回し蹴りをすると再び花垣君のお腹に入り、宙を舞ったかと思えば、地面にドサっと音を立てて落ちた。
松・柴「「タケミっち!」」
貴「千冬、八戒、かかって来るなら上がってきな。
そいつと同じ様に、お前らの隊長の前で蹴ってやるからよ」
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桃浦(プロフ) - このお話すごく大好きです!!!泣くほど好きです()これからも応援しています〜! (2022年10月21日 11時) (レス) @page40 id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - 更新待ってました!毎回続きが気になる終わり方をなさるので更新が待ち遠しいです!!!応援してます! (2021年11月16日 7時) (レス) @page38 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
すりるまうんてんごりらです☆ - 好き!更新楽しみにしてます! (2021年11月1日 21時) (レス) @page36 id: d0d136fad8 (このIDを非表示/違反報告)
あいら(プロフ) - この作品めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2021年9月5日 7時) (レス) id: c04b0d2322 (このIDを非表示/違反報告)
獅子丸(プロフ) - このお話最高です!更新頑張ってください! (2021年8月23日 20時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒雀 | 作成日時:2021年8月9日 3時