他の女を愛した彼らに愛想が尽いたので東卍辞めます

第拾捌話 ページ19

亜瑠賦亜の噂が広まった。
総長の存在が明らかになったと・・・・。
話の根源は、亜瑠賦亜の拠点から脱出できた男が助けを求めてる時例の話が溢れた、との事。男は意識は戻ったものの話がまともに出来る状態ではなく、精神的に酷く追い詰められているらしい。

三「亜瑠賦亜の奴ら、動き始めたな」

場「やってる事が愛美愛主と同じじゃねぇか」

緊急集会となった東卍のメンバー。
人数が少しずつ集まり始めた時、マイキーとドラケンも武蔵神社へと到着した。

武「マイキー君！この集合って」

マ「これからの事を話す。
流石に、元東卍の奴でも三人が被害に遭ってるってなると状況が変わる」

ド「いくら向こうが新規でも、行動範囲がデカくなりゃいつ巻き込まれるかわからねぇしな」

その時、遠くの方からバイクのエンジン音が東卍の全員の耳に入った。新宿の方へ行くのかと思いきや、少しずつ神社の方へ近づき、数も多くなっていった。
暫くすれば神社周辺に、数えきれない程の単車と耳奥を貫くエンジン音が轟いた。

司「特急便でーす！中々返信が来ないんで、亜瑠賦亜総出で東卍の拠点にお伺いに来ましたぁ！」

松「亜瑠賦亜！？」

ド「チッ、タイミングが悪すぎんだよ」

司「それと、俺らの総長もお披露目でーす」

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