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△七話 ページ10

午後の授業も終わり、放課後。
今日はプロデューサー第一号のあんず先輩と一緒にKnightsのプロデュースをする日。

Knightsは一人一人が自由だから、一人でプロデュースするとなるととても大変なんだよ……



「Aちゃん、いますか?」


「……あ、あんず先輩」


「今日は二人でプロデュースする日だから、迎えに来たよ」


「わざわざありがとうございます〜
……眠いからプロデュースサボっていいですか?」


「駄目に決まってるでしょ」



私がサボりたいというとあんず先輩は頬を膨らませた。
え、なにそれ可愛い。さすがあんず先輩。



「でも眠いです」


「うーん……じゃあこの飴あげるから、ね?」


「……しょうがないから行きます」



あんず先輩は苦笑いしながら飴を二つ差し出してくれた。

ミルク味といちご味だった。
いちご味の飴を口に入れ、ミルク味の飴はポケットへ突っ込む。


……この飴はプロデュースの休憩中の癒やしにしよう。


飴を口にし満足気な私と、仕事の書類が詰まっていてとても膨らんでいる鞄を持っているあんず先輩が並んで廊下を歩く。



「お、あんずとAじゃないか!」


「守沢先輩、こんにちは」


「あ〜ちあ先輩だ〜」


「これからプロデュースか?」


「そうだよ〜」


「そうかそうか!頑張れよ!
それと、また今度流星隊のプロデュースもよろしくな!」


「ありがとうございます」


「え〜流星隊のプロデュース面倒くさい……」



廊下でちあ先輩と巡り合ってしまった。
この人はお昼の時のように輝いてるし、暑苦しいから近くに居たくない。

……嫌いとかではないよ?



「それではこれからKnightsのプロデュースあるので失礼します」


「ばいばーい」


「あぁ、またな!」



そのままちあ先輩はうおぉぉーー!!とか言いながら廊下を走っていった。

残念だったね。ちあ先輩が走っていった先の角のところに副会長が潜んでるんだよ。


私とあんず先輩が再び歩きだすと、ちあ先輩が走り去った方向から悲鳴が聞こえたのは言うまでもないだろう。




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作者が修学旅行なので日曜日まで更新しません。(明日はするかもだし、しないかも)
……修学旅行ネタもありか?((


あと、どのキャラ出そうか迷ってます。。

もし、このキャラ出して!とか言うのがありましたらコメントに……(結局コメ数0だろう)

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べベンべエエェェ - この作品好き応援してる、だから頑張って (2022年1月16日 17時) (レス) @page14 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
チョコトースト(プロフ) - 厚かましいのですが五奇人をば出してもらいたいな~なんて…_-)))チラッ (2017年10月4日 14時) (レス) id: e06a8be11d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ミルク - リクエストします!trickstarも出してくれませんか? (2017年9月29日 1時) (レス) id: 4168600fc9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:平餅 | 作成日時:2017年9月9日 23時

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