検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:38,956 hit

△八話 ページ11

Knightsの練習場所に着いてももちろん全員揃ってはいない訳で。

ほぼ当たり前となったこの状況にため息をつく。



「ごめんなさいねぇ」


「んーん。なるちゃん気にしないで……
全ては何故か奇人に含まれない王さまと寝てばっかりの凛月が悪いんだから」



そうだけど、といいながらなるちゃんは苦笑いをする。

レオ先輩、レッスン前って大体いないけど探すの大変なんだよね。検討が全くつかない。
ちなみに凛月はどこか行ってる、とかじゃなくてレッスン室にいます。布団敷いてすやすや寝てます。



「ふぁふ……じゃあレオ先輩探してくるから皆は凛月を起こしてあんず先輩と練習始めてて〜」


「えぇ、分かったわ」



なるちゃんの返事を聞いてからレッスン室から出る。

この広い学院で、目立つとはいえどうろうろしていてどこにいるか分からない先輩を探すなんて無理ゲーだ。
もう無理寝たい。



「いっそのことこのまま保健室行って寝ようかな……」



いや、駄目だよね。あんず先輩が頑張ってるのに私だけ休むなんて。

そんなことを考えていると目の前の角から4つの影が見えた。



「……あれ、Aだー!」


「すばるん先輩、おいーっす」


「あははっ、相変わらずやる気のない挨拶だね!」



角から出てきた4人組はTrickstarの人たちだった。

キラキラ好きのすばるん先輩。
常に冷静でおばあちゃんっ子のほっけー先輩。
いずみん先輩からいじめ(?)られているゆうくん先輩。
そして第二のお兄ちゃん、真緒兄。



「ん?真緒兄がいるなんて珍しいね〜」



いつも生徒会で忙しい真緒兄がトリスタの人たちと放課後共に行動してるのはあまり見ない。



「ん?あぁ、副会長にたまにはユニットに顔を出したらどうだって言われてな」


「はすみん先輩ってなんだかんだ優しいもんね」



まぁそうでもしないと真緒兄はどんどん仕事引き受けそうだからね……



「……あ、そうだ。レオ先輩見なかった?」



別にレオ先輩探すために廊下を歩いていたのを忘れてたわけじゃない、から……




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

更新遅くなってすんません!!!
修学旅行疲れですね!!!!!

それとコメントありがとうございます、とりあえず今回と次回でトリスタ出します!
五奇人も今後出させていただきます!

(コメントしてくれる→しっかり読んでくれてるという謎の解釈してるので、とても励みになります)

△九話→←△七話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

べベンべエエェェ - この作品好き応援してる、だから頑張って (2022年1月16日 17時) (レス) @page14 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
チョコトースト(プロフ) - 厚かましいのですが五奇人をば出してもらいたいな~なんて…_-)))チラッ (2017年10月4日 14時) (レス) id: e06a8be11d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ミルク - リクエストします!trickstarも出してくれませんか? (2017年9月29日 1時) (レス) id: 4168600fc9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:平餅 | 作成日時:2017年9月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。