31話 ページ33
ガチャ、と。
織姫の家の玄関が開き、入ってきたのは冬獅郎が呼びに行った一護。
「…一護…」
「…ルキア」
皆が集まっている様子に、驚いているようだった。
「霊波障害除去は?」
「完了した様です」
「繋いでくれ」
目の前には、尸魂界と現世をつなぐ回線。
今は砂嵐の様なもので画面は映っていないけど。
ブ…ンと電波が繋がり、画面に映ったのは浮竹隊長。
「!?浮竹…?総隊長じゃねえのか…?」
《代わって頂いた》
「理由は?」
それに、少し考える様に目を伏せていた。
《井上織姫が現世に向かう穿界門に入る時、最後に見届けたのが俺だからだ》
「!!!」
その言葉に、皆一様に目を見開いていた。
私は目を伏せ、俯いた。
《…その反応を見ると、やはり彼女はそちらには到着していないようだな…》
「…どういうことだよ、浮竹さん…井上は…どこに消えたんだ…尸魂界で何か解ってんじゃねえのか…!?」
一護の攻めるような言葉に、浮竹隊長は目を伏せた。
《…こちらの見解を言おう。…穿界門通過の際に彼女につけた護衛の二人が生存して戻った。彼等二人の話によれば_________井上織姫は破面側に拉致、若しくは_________既に殺害されたものと思われる》
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K&T(プロフ) - (*´▽`人)アリガトウゴザイマス! (2017年2月28日 10時) (レス) id: 8b3fcbbfb9 (このIDを非表示/違反報告)
高杉0810(プロフ) - K&Tさん» すみません!面倒だったので変えないでいたんですが…意見があれば変えたいと思っていました!という訳で変えてみたので、ぜひ読んでみて下さい(。-_-。) (2017年2月26日 14時) (レス) id: e80160152e (このIDを非表示/違反報告)
K&T(プロフ) - 名前を変えたらどうですか? 皆、自分の名前で読みたいと思いますよ!何か、すみません! (2017年2月26日 12時) (レス) id: 8b3fcbbfb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜夜 | 作成日時:2017年2月8日 16時