8話 ページ48
貴女side
最近の事なんだが、何者かにつけられている
毎週土曜日には何故かいるんだ
昔女子にストーキングされたことはあるが、あれは告白される前だったからおそらくしばらく影で思いを寄せられていたんだろう
だが男だった
身長は低めだから魔法でねじ伏せることも可能、だがこれが普通に色恋沙汰でストーキングしてるならまだいい
問題は家が関係してるかもしれないということ
「(悩んでいる姿もイケメンです。お姉様)」
これもまた最近の事で、訓練してイルカの反響定位(エコーロケーション)を身に付けた
イルカとは違い超音波ではなく人の目には見えないくらいの微小な粒子を飛ばして確認する
街中で使うのは体力と想子をかなり消費することになるが
これを使いわかるのは身長と性別くらい、顔は軽くモザイクがかかった感じでしかわからない
さて、どうしたものか
「お姉様、先ほどから何をお悩みになられているのですか？全力でお力になりますよ」
「そうだな。じゃあ、頼もう」
「はい！おまかせください」
「なんだかワクワクしますね」
「遊びじゃないんだからな、あいつが百家絡みで向けられた刺客なら手練れかもしれない」
「お姉様と私が居ますから、大丈夫でしょう」
「そうだな」
深雪でもあいつは反応するのかどうかを確認したい
ただのストーカーなら完全に無視するだろう、百家の方なら深雪でも十分つける可能性はある
「あ、います。では行ってきます」
「気を付けてな」
「はい、そんなに心配なさらなくても大丈夫ですよ」
深雪可愛いからなー、心配だなー
もうすぐ通る
無反応か……
「(ではただのお姉様おっかけ。いいでしょう、では今すぐにでも地獄を見せてさしあげます)」
何か深雪いきなり笑顔で歩き出したぞ
奴の場所に早歩きで向かってる
このままではあいつが話を聞く間もなく氷漬けにされてしまう、さすがに止めよう
「深雪、ストップ」
「な、何故ですかお姉様！？逃げますよやつが！」
「なら追おう」
「急ぎましょう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ - 完結おめでとうございます(≧∀≦)面白かったです(≧∀≦)ヒロイン、カッコ良かったです(≧∀≦)キャラとのやりとりも、楽しかったです(≧∀≦)続編、読んでみたいです(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年4月22日 0時) (
レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
キョウコ(プロフ) - シュウさん» 改めてごめん幹比古。コメントありがとうございます！三校に居たときのふわふわした話になってしまいますが出来るところまで頑張ってみようと思います (2015年4月1日 15時) (レス) id: f02d71bd9a (このIDを非表示/違反報告)
シュウ - ミキの出番完全に取ってしまった＾＾；とりあえず、残り２０話だけでも書いていただけると嬉しいです。実は、僕、この作品にはまってしまって・・・・・・最後まで、楽しみに見ます！！頑張ってください＾＾ (2015年4月1日 14時) (レス) id: 152469b2e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キョウコ | 作成日時：2015年2月8日 14時
