12 ページ14
.
そして来ましたお泊まり会ー。
コナンくんはもちろん目だけが笑っていない笑顔で私に話しかけていますー。
そして、ひとつ質問よろしいでしょうか。
『なんでいます?』
「おや、僕もご一緒してはダメなんですか?」
『大人は宿泊禁止ですー』
い い わ け な い で し ょ う
一応貴方成人男性ですよね??
顔面偏差値は未成年ですが一応社会人ですよね??
『小学生の情操教育に相応しくないのでは?』
「ホォー‥‥貴女の職業にしてはまともなことをおっしゃっているようですが」
『!?わ、私の仕事をご存知なんですか‥‥!?』
マズイ。非常にマズイです。
ここでバレたら私は自宅を公開したことになるじゃないですか。
「えぇ‥‥その反応だと正解のようですね‥‥。
貴女の仕事は人に言えないと伺っていたので‥‥」
訳:お前、組織の幹部だろ。結構重要な。
『‥‥まさかバレていたとは。
それで、私になにを要求するので‥‥?』
訳:間違っても他人に作家だなんて言うなよ?
その代わり何が欲しいのね??
「貴女の職場の、情報を」
『‥‥普通に、検索すれば出てきますが?』
「え」
『え?』
‥‥さて、家に上がりましょうか。
二人もそうした方が良いと悟ったのでしょう。
黙って頷いてついてきました。
「あ、ねぇお姉さん!!
僕、トイレ行きたーい!」
『‥‥廊下をまっすぐ行って右です。
その他の部屋には絶対に入らないように』
「はーい!」
そう言って部屋を出て行くコナンくん。
絶対嘘ですね。顔に「探るぜ」って書いてましたもん。
まぁ、でも仕事の機材は全てジンに預けましたし。
見られて困るものなんて別に‥‥。
『あ"!!』
「ブッ!?」
突然大声を出した私に安室さんが紅茶を吹き出しました。
汚いです。
‥‥いえ、それよりも重大なのは‥‥!!
私、仕事部屋に殺人事件のネタ帳、部屋に置きっぱです‥‥!!
『スミマセン。チョット、部屋ニ』
「まぁまぁまぁまぁまぁ!コナンくんが帰ってくるまで僕とお喋り、しましょう‥‥?」
『本気でぶちのめしますよロリ顔』
.
1777人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
歯茎 - か、完結...ですか?とても悲しいです🥹 (10月9日 21時) (レス) @page24 id: 71e3afebe3 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 何故完結…… (5月17日 16時) (レス) @page24 id: 59d78921c3 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆーれい(プロフ) - え、何で完結?? (2022年7月30日 15時) (レス) @page24 id: 5fc4c4d6bd (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 終わりですか? (2022年5月1日 11時) (レス) @page24 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
え(プロフ) - めっちゃ続きが気になる!!続き待ってます! (2021年11月6日 17時) (レス) @page24 id: 26eefdb8f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ