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-知ってるか? すき焼きを食べるまでに至らず続編に行くと言う事を…。- ページ50

麦茶を持ちつつ、グラスを出して食卓に並べるのも、手慣れたもんだ。
ちなみにグラスを出したのは目に付いたからで、大して重くないからついでに持っていた。
一郎に「そこまでお願いしてない」って感じのジト目で見られたけど、可愛いから気にしない←


貴)それにしても、今日はお客さん来なかったね?


一郎)余程じゃなきゃ、ネットから依頼が来るんだ。
例えば、ベビーシッターの仕事はうちにその子を連れてくるか、もしくは俺らが依頼者の家に出向くかしないとできない仕事。
今日頼まれたのは、身辺警護の補助とか、荷物持ちなんかも俺らに依頼する人がいる。
そう言う人たちにとって、ここまで依頼しに来るのも手間だし、ネットでの受付もしてるって訳だ。


ふーん…、その辺は三郎が管理してるのかな?
なんて、三郎をちらっと見るととてもいい笑顔で


三郎)勿論、無理のない依頼かそうでないかを選別して、行ってます。
敵の罠の可能性も十分勘ぐって行っているので、異常があればすぐに対処できるようにしてます。
それに、常連さんには依頼用のパスワードのかかったサイトへのご案内も抜かりないですw
登録のないメールアドレスの場合は、はじき出されるようにしてますw


うちの弟天才っ!!////
でも、そんなに萬屋の仕事ってセキュリティ必要かな?
まぁ俺は一郎達に守ってもらう予定の身だし、とやかく言うつもりはないけど。


罠か、罠ねぇ…、もし俺がいるとバレているのなら、罠を仕掛けてくる奴がいる可能性も高くなる。
つまり、また俺は弟達を守る為に単独行動を―――――…!


いけない、帰って来たばっかで先の事を考えすぎるのも、悪い癖だと言えるだろう。
それに一郎達に守って貰う予定なのに単独行動て…、長年の孤独生活を通して見ると、どうも自分勝手に行動してしまいがちだ。
この辺も直さないとな。


貴)三郎が可愛すぎ、俺に似すぎ…天才…。


一郎)確かに、三郎は兄ちゃんに似てる方だな。
いつも大人しいし、頭も良いし、しっかりしてるしな。


貴)二郎は一郎に似てるよね、まぁリスペクトしてるなら当然と言えば当然かな。
お洒落だし、不良と言ってもそこまでぐれてる訳じゃあない。
しかも、ちゃんと自分がやるべきことまでしっかり見据えて、兄としてどうすればいいか真面目に考えてるし。


一郎と俺に褒められて、三郎と二郎はどうも恥ずかしそうに顔をそむけた。
まぁこれも可愛いんだけどね、弟自慢する一郎も可愛いんだよ!





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この小説の続きへ→←-うちの麦茶はお茶パックに水を入れて水出しした美味しいやつだよ!!-



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紫音(プロフ) - ヤトさん» ありがとうございますw これからも頑張ります!! (2020年1月9日 3時) (レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年1月4日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/  
作成日時:2019年11月18日 3時

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