-番外編 1月1日 麻天狼と一緒- ページ34
1月1日から3日までは流石に独歩の会社も休みだと言うので、神社で待ち合わせして一緒にお参りしようって話をひふみんとした。
そうしてひふみんと連絡して約束してから、一郎が神社の依頼を仕方なく受けて、俺は巫女さんをする事になった。
その上、朝から忙しくてひふみんに連絡取れるとか思ってたけどそこまで甘くなかった。
そして昼頃、俺は巫女さんの姿のまま、独歩たちを迎えた。
一二三)ひぃいっ、女!
貴)おい、一二三、落ち着け俺だ。
あけましておめでとう、今年もよろしくなw
今萬屋ヤマダの手伝いしてるだけだって、おーい、一二三…わっ!
気付いた一二三が俺を抱きしめる。
一二三)なんだAじゃん、びっくりしたーw
スーツ着ようとか思ったわーw
あけおめ、とことよろーw
貴)やめておいた方が良いと思う、女の子めっちゃ寄ってくるよ。
ただでさえ若干目立ってるのに。
一二三)俺っち帽子被ってんのに分かんのすっげーよねw
他人事かよ、お前ホントそっちの人格だと適当かますよな。
独歩はなんか震えてるし、寒いの?
貴)独歩、あっちに甘酒の配布と豚汁なんかもあるし、出店がちょっとあるから寒いなら…。
俺の説明を聞かずに独歩は俺の肩を掴む。
珍しいな、どうしたのかしら、この子は。←
独歩)天使度MAX…俺は今日死ぬのか…!
表情は見えないけど、独歩が何かやばいのは分かった。
俺何もしてないのに、独歩がそんなに寒いとか思わなかった。
貴)よしよーしw
ぎゅっと抱きしめてwと言いながら独歩を抱きしめると、抱き返してくれた。
どこぞの雪だるまじゃなくても俺はあったかいだろう、子供体温だからな! 威張れない事実だけどな!
独歩)俺の天使が可愛すぎて辛い。
一二三)良かったねー、独歩ちんw
あ、センセーこっちこっち!
寂雷)一二三君、遅れてしまったようで悪かったね。
貴)おートレンチコート超似合うなー。
かっこいいよ、寂雷w
そう言うと寂雷が嬉しそうに微笑んだ、くっそ菩薩の笑みだよなイケメン。
寂雷)あけましておめでとう、今年もよろしくね。
貴)あけましておめでとうございます、今年からまたよろしくお願いします。
12年越しの寂雷との挨拶はなんか照れくさくて、ちょっと笑いながら頬を掻いた。
一二三)じゃあ、Aちんが休憩の間にお参りと、おみくじとー、甘酒飲もう!
センセーも甘酒なら大丈夫っしょw
独歩)じゃあ、並びましょうか。
巫女さんとして、お参りするよく分からない経験になったw
*
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紫音(プロフ) - ヤトさん» ありがとうございますw これからも頑張ります!! (2020年1月9日 3時) (レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年1月4日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時:2019年11月18日 3時