-俺だって、世界一可愛い弟達と一緒に過ごしたかったよほんと!!- ページ21
三郎)A兄…。
ドアを開ける前に振り返る三郎、すごく寂しそう。
貴)大丈夫、俺今日外出ないから、早く帰っておいで。
夕ご飯すき焼き作って待ってるからw
三郎の顔が徐々に明るくなって、最後に抱きしめ合うと、元気に「いってきまーす!」と出て行った。
後ろからバタバタ聞こえるのは、二郎だよ、俺知ってる。
一郎)二郎、兄ちゃんに起こされる前に起きろよ。
二郎)ごめんよ、兄ちゃん!
でも、兄ちゃんに起こされても重くないから、分かんねーんだもん。
貴)やめてっ、俺の為に争わないでっ!←
なんでそんな事を言ったかって? その場のノリです。
一郎)兄ちゃん、争ってない。
貴)知ってるw
二郎)知ってて言うから、性質悪ぃな。
貴)それより、二郎、出ないと遅れるよ?
時計を見ると、もう8時15分。
二郎が弁当をカバンに入れると、慌てて「いってきまーす!」と出て行った。
昨日の離れたくないって言ってた二郎はどこ行っちゃったの、お兄ちゃん寂しいよ?
貴)二郎は、元気だね。
一郎)まぁ、二郎の奴、勉強がちょーっと苦手な部分があってな。
だから、出席日数は稼ぐように言ってんだ。
一郎と2人きりになったが、一郎は出かけようとしない。
依頼が入ってるんじゃなかったっけ?
貴)一郎、仕事行かないの?
一郎)行くけど。
いや、行きたくない。←
絶対に兄ちゃんどこか行くじゃん、もう依頼連れてくか。←←
我儘かよ、これ以上出たら永遠に部屋から出して貰えなさそうじゃん。
そんなの嫌だもん、でないよ。
貴)行かないよ、血判いる?
一郎)自分の体に傷をつけるのもだめだからな!
あちこち傷だらけだし、大人しくしてろ。
貴)してるから仕事行って!
お金に困ってる訳じゃあないけど、一郎がなんだかんだ一番行くの渋ってた。
一番一郎って言ってる事あるけど、そこは一番にならないで良いと思う。
あと、俺は弟に順位付けないから、皆一番可愛いから!! 可愛いから!!!(2回目)
貴)…って事があってさー。
一郎が出かけた後、俺はスマホを取り出して、わんわんと通話してる。
今日はお休みだって、ひふみんから情報貰ったもんね♪
寂雷)一郎君は、きっとA君に(私と同じように)好意を抱いているんだろうね。
貴)俺も一郎大、大、大、大好きーw
わんわんも好きw
寂雷)そのわんわんと言うのはやめてくれるかい?
病院で噂になっているよ、私をわんわんなんて呼ぶのはA君位だからね。
*−*
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紫音(プロフ) - ヤトさん» ありがとうございますw これからも頑張ります!! (2020年1月9日 3時) (レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年1月4日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時:2019年11月18日 3時