-病院出てからずーっと気になってるんだけど、言って怖がらせたくないし- ページ3
貴)それにしても、寂雷全然変わってなかったなー。
年取ってないんじゃないか…若さの秘訣知りたーいwww
お魚かなー、お魚毎日食べてみようかなー？
病院の院内処方って便利なもので、その場でお薬受け取れるって良いよね。
二郎)兄ちゃんも、全然変わってないけどなー。
三郎)強いて言うなら、少し背が伸びましたねw
帰りは三郎と手を繋いで帰る。
二郎が隣を歩いてる、ダルそうだけど、ちゃんと歩幅合わせてくれてる不器用さんw
一郎)いや、兄ちゃんも色々変わってるぞ。
もし昔なら、頑として医者に診察されるの嫌がってたから。
Σうっ、なんで覚えてんだよ。
俺は昔、医者と言うものが嫌いだった。
死線を超えて以来だろうか。
その後寂雷と連絡が取れなかった不安も重なったのか、人に自分を見られるのに抵抗があった。
貴)そうだな。
……昔の俺は、もうちょっと往生際が悪くて、結局悪化してから病院に行くような…。
まぁ、今回は二郎に見つかったらもう、仕方ないよなー♪
うりうりと二郎の頭を撫でた。
二郎)兄ちゃんが嘘つく時って、なんつーか…こうわっかんねえけど分かるんだよ！
貴)Σなんだソレw
二郎)知らねえ！
三郎)…。
三郎は、何も言わなかったけど、僕は感じた。
頭を撫でてほしいんだね？ 分かった、お兄ちゃんが撫でてあげようw
三郎の頭をうりうりと撫でる。
三郎)わっ…あ、ありがとうございます…////
一郎)…。
貴)はいはい、一郎も撫でてやるからおいでw
一郎)い、家帰ってからな。←
尻尾振ってんの見えるけど、頼りにしてるよ、一郎。
二郎は俺と、よく喋って笑わせてくれるよね、その時間が好き。
三郎は、勉強もゲームも手を抜かないで向き合ってくれる。
どれもこれも大切、命を狙われた時とは大違いで、俺は………。
貴)今が一番幸せだ…。
三郎)幸せ、ですか？
貴)だって可愛い弟達に囲まれて、一緒に帰ってるんだ。
ご飯作るのもみんなでだったし、こう…あったかい家庭？に触れてる時間があまりなかったから。
あー、俺5年分家族のあったかさから離れてたのもったいないなー。
つってもあのまま日本にいたとして、施設に手を出されても困ったし、守る為には離れるしかなかったけどな。
…もう探してないと良いけど、マイク破損してるし制御できないから、できる限り面倒事起こしたくないんだよね。
弟たちがいるから、大丈夫だとは思うけど。
貴)(どーっすかなー。)
嫌な視線を感じる。
＊
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紫音(プロフ) - ヤトさん» ありがとうございますw これからも頑張ります！！ (2020年1月9日 3時) (
レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年1月4日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時：2019年11月18日 3時
