12 ページ12
.
合歓「たしかに中王区がしていることは正しいとは言えない部分もある。でも、私は自分の意思でここにいるの...それに私はここに残って間違っているやり方を正したい。Aなら分かってくれるはず!」
『...全然分かんない‼︎中王区は、女性にとってとても良心的なもの...世の中の女性たちは幸せだったでしょうね...でも自分は幸せなんてもってのほか、嬉しいと思うこともない』
合歓「Aはs『お姉ちゃんの気持ちもちゃんと分かる!でも...』
『この世に平等なんて言葉ないんだよ?』
合歓「...」
『平等って、難しいよね』
『実際に中王区がやってるのは、昔にあった女卑男尊を逆転させたものにすぎない...この大きな壁も、全部男性が支払っている税金でつくられたのがその証拠。アタシの父さんも、そのうちの1人。左馬刻さんもそのうちの1人なんだよ...』
合歓「...そうね」
『姉さんは、左馬刻さんと話し合ったことある?姉さんはここにいてどうしたいの』
合歓「私はこの『綺麗事なんて聞きたくない!』
合歓「違う!これは本当に私が心から思ってることなの!暴力で解決する世界なんて嫌...」
『その結果がこれ...?』
勘「おい!そのガキを連れて行け!!」
防備をした党員がアタシの周りを取り囲む。ウィンドブレーカーの内ポケットに隠していたヒプノシスキャンセラーを無効化される機会にでをかる。党員はヒプノシスマイクを持っていた。
『...それで何するつもり?』
合歓「待ってください無花果さん!」
勘「合歓、すまないがこれは統乙女様からの命令だ。殺しはしない」
せっかくここまで来たのに...
姉さんも分かってくれると思ったのに。でも姉さんが洗脳されてるようには見えなかった。
簓兄ちゃんごめん、やっぱ納得できん。
『...』
アタシが母さんに捨てられた時、兄ちゃん心配してくれてよく家に来てくれてたよね。
結局オオサカディビジョンからヨコハマに引っ越して離れ離れになったけど、心配して時々電話くれたり、月に一度遊びに来てくれて嬉しかった、
簓兄ちゃん、自分の親が不仲ってんのに、人のこと心配して..
ピーピ)
『なんやこんな時に電話しよっr「A!あともうすぐで着くから待っとけ!」
は?
『いっ、今どこにいるの!?』
「中王区の目の前におる!!首洗って待っとけや!」
『何してんの⁉︎中王区には女の人しか入れないんだよ?』
29人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おたくちゃん - 面白いギャグ作品かな〜と思って読んでた私がバカでしたね...夢主ちゃんかっこよすギィ!! (2021年5月16日 20時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コーラ | 作成日時:2021年4月7日 2時