【ヒプノシスマイク】ちょっと落ち着きません？

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左馬刻さんのおかげでギリギリ間に合った



息切れしている私を見て、驚いた表情を浮かべながらお茶を1杯くれた奥さん





｢ありがとうございます｣

｢いえいえ
寝坊でもしたの？｣

｢……まあ、そんなところです｣





見ず知らずの人の家で寝ていました


なんて言えるわけもなく、なんとか誤魔化した



その後は深く追求されることもなく、仕事を行った



扉の開く音が聞こえ、見てみると顔色の悪い一二三さん





｢え、一二三さん？｣

｢ごめんね、子猫ちゃん
一緒にいたいところなんだけど、ちょっと体調が良くなくてね……｣

｢二日酔いですか？｣

｢いや、ちょっと風邪ひいちゃって……
そんなに心配しないで？｣




やっぱり大変なんだな……


と思いながら、風邪薬の棚を調べる




｢熱はありますか？｣

｢少しだけ｣




それなら、こっちの方がいいか……


1つの薬を手に取り、一二三さんに渡す





｢この薬で大丈夫だと思います
無理はしないでくださいね？｣

｢ありがとう、子猫ちゃん｣




スーツ着用の一二三さんといつもの一二三さんは、やっぱり同一人物に思えないんだよな……





｢……どうゆう仕組みなんだろ｣

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