【ヒプノシスマイク】ちょっと落ち着きません？

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目が覚めたら、ドアップの白髪



｢えええ！？｣



私が大声を出すと、体をビクリとさせて目を開くと赤い瞳が現れた




｢うるせぇ……｣

｢な、なんで……！？｣

｢お前が寝てるからだろ……｣




そうだ、理鶯さんに寄りかかる形で寝てから記憶がない



｢い、今何時！？｣

｢あ？｣



携帯を見て


『6時すぎ』


と言って、顔面蒼白の事態だ




｢し、仕事間に合わなくなっちゃう！！｣

｢おい、どこ行くんだよ｣

｢仕事が！！
急がなきゃ！！｣

｢はぁ……
駅まで送ってやる｣





ダルそうに体を起こしながら、歩いていった



洗面所だけ借りて、車に乗り込んだ




｢あ、ありがとうございます
えーと……｣

｢碧棺左馬刻だ｣

｢左馬刻さん、ありがとうございます｣

｢その敬語やめろ
散々昨日言っといて、敬語もクソもねぇだろ｣

｢うっ……｣




痛いところついてくるな、この人



昨日のことがあったにも関わらず、送ってくれるあたり優しい人なんだろう





｢ほら、ついたぞ
早く行け｣

｢あ、ありがとう！｣

｢あ｣

｢え？｣



そう言って振り返ると、腕を掴まれ引き寄せられる



そして、私の耳元で





『明日の夜8時、昨日の公園に来い』



それだけ言うと手を離した


私は驚いて、『は、はい』としか返事ができなかった

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