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それでは改めて…そして____ ページ7

近藤の言葉に少女の体が動いた。


土方「おい!近藤さん!本気か?!名前も知らないんだぞ!」


総悟「そうですぜィ!いくらかわいi……じゃなくて、あっ、かわいそうだからって、ここで働くってのは……それに、ここに働いてもらえる場所なんて……」


近藤「それならもう考えてあるんだ。
この子には、ここの家事……掃除やら洗濯やら飯の準備やら……まあ、言ってみりゃあ、俺達が働きやすくなるためのサポート役になってもらいてえんだ。」



そして、少女の方へと向き直った。


近藤「……なあ、お嬢さん。
たしかに俺達ゃ、君に何があったかも、君がこれからどうしたいのかも知らねぇ。名前も知れてねえんだから、そりゃ当然だ。





……だがな。お互いのことを知らないからって、ここじゃそんなことは何の支障にもならねえ。無理に聞き出すヤツもいねえ。ここの連中は、みんなイイヤツだ。それは、俺が保証しよう。





……それに、今知らなくても、これから知っていけばいいだけの話じゃないか。それまで、俺は、待つよ。そのために、ここで働いてもらうことにしたんだ。



1日3食、寝床付き。休みもあるし、いいヤツらと仕事もできる。




……なかなかのホワイト企業だろう?




……それから、さっきは、『ここで働け。』なんて言ったが、それは撤回させてくれ。



















『ここで、働いてくれないか。』」



そう言って近藤は、頭を下げた。




この人は、なんでこんなことを言うんだろう。
今まで、私にこんな言葉をかけてくれる人になんて出会ったことがなかった。
こんなはずじゃなかった。
すぐに出ていくつもりだったのに。
この人は、この人達は、あいつらとは違うの?




そんな葛藤が心の中では繰り広げられていたが、体は勝手に動いてしまっていた。





『椎名……A……』





近土総「「「!??!!」」」


3人とも驚いたように少女……いや、Aを見た。
が、すぐにいつもの顔に戻り、



近藤「それは、肯定ととっていいよな。
それじゃあ、改めてよろしくな、A!




そして_________________。」







































近土総『『『ようこそ、真選組へ____。』』』

忘るるべからず→←その代わり



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作者名:*kuro* | 作成日時:2019年6月9日 23時

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