検索窓
今日:1 hit、昨日:32 hit、合計:200,113 hit

Story.7 ページ9

「ルミちゃん!」

ルミ「あっ、Aちゃん!なあ、いちごちゃん知らへん?」

「みてないよ。もしかしていないの?」

ルミ「部屋に戻ってけえへんのや。」

「樫野くんがなんか言ったの?」

ルミ「そうなんや…。樫野が『家に帰れ!』とか言ったんや。」

「そっか…。」

ルミ「あっ、そういえば実習でいちごちゃんのこと褒めてたけど、あれってどういう意味なん?」

「あれね。う〜ん、そのうちわかるよ。」

ルミ「えっ?」

「いちごちゃん、すごい才能を秘めてる。そのうち私も抜かれちゃうかも。あとはいちごちゃんの

努力次第って感じかな。」

ルミ「なんかようわからんな。それよりいちごちゃんのことどないする?探す?」

「多分、戻ってくるよ。もし、門限ギリギリになっても戻ってこなかったら、寮長さんに相談

しよ?」

ルミ「わかった。」









.









.








調理室行って練習しよ。

それよりもいちごちゃん、大丈夫かな?



ん?調理室からなんか声が聞こえるな。

あっ、いちごちゃんだ!

えっ、独り言?


「いちごちゃん、頭おかしくなっちゃった?」

ホイップ「いや、違うわ。A、よくみて?」

「あっ、スイーツスピリッツ!」

ホイップ「天野いちごにもスイーツスピリッツがついたのね。」

「今は邪魔しちゃいけないね。どうしようかな?」

ホイップ「高等部の調理室をかりたらどう?」

「そうだね。多分、麻里ちゃんがいると思うからかしてもらえるよね。」



いちごちゃんにもスイーツスピリッツか。


「ねえ、ホイップ。」

ホイップ「なに?」

「あのスピリッツの名前ってなんていうの?」

ホイップ「あれはバニラよ。」

「へぇ〜、バニラっていうんだ。バニラ、見る目あるね。」

Story.8→←Story.6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
184人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。