百三十一話 嫌だ。 ページ11
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御風呂上がり、私はドレッサーのスツールに腰掛け、彼に髪を梳かしてもらっていた。
シリックのクラシックホワイトに、色彩の花が美しいドレッサー。
ロココ調の装飾が施された鏡に映る自分。
ヘアオイルの甘い香りが充満する。
彼のおかげで綺麗に保たれている髪。
鏡に映る彼は、今、赤い首輪を私の首に付けている。
月狂「ふふっ。やっぱり君にぴったりだね。」
そう言って首筋に噛み付くのは何時もの事だ。
月狂「ほらA。舌出して。」
口付けを求める彼。
恐怖心なのか、私はいつも彼に逆らえずにいた。
だけど…………
だけど…………
A「……………い………や………………。」
私は、私の意志を貫いていた。
私の抵抗に、少しの間だけ目を見開いた彼。
月狂「嫌？今、嫌って言ったの？ふふふふっ。君はなあんにも分かってないなあ。」
先程の真新しい噛み痕に、優しく指をなぞらせた。
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lkwisterven - ここまで一気読みしたけどヤンデレ怖い (2019年7月24日 12時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - 瑞貴(siera)さん» わわっ！ありがとうございます！完結まで頑張ります！ (2019年6月21日 18時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴(siera) - いつも閲覧させてもらっています！！楽しみで仕方なくてドキドキしてます！！これからも更新頑張ってください！！ (2019年6月21日 17時) (レス) id: e176c72e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日名無 りん | 作成日時：2019年6月8日 18時
