検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:1,812 hit

eine Abstraktion 5 ページ7

薬指に嵌められた、銀色に光る指環を翳す。

美波___。
私に力を貸して____。

純白色をした光が私の身体を包んだかと思えば、私は『魔法少女』に変身していた。

『ЬЯФСЦЪдгШппкеё!』

不思議な声色で喋る使い魔が、私に攻撃を与えてくる。

麻里亜「………っ。」

結界内にあしらわれている枕やらぬいぐるみやらを投げつけてくる其の使い魔は、勢い良く走り回る。

麻里亜「やあっ!」

タイミングを見計らって、鎌で使い魔を切ったかと思えば、結界は最深部へと突入していた。

何重もの扉を潜りに潜り、遂にこの結界の主、『魔女』のお出ましだ。

巨大なバクの姿をした魔女の瞳はほんの僅かだけ閉ざされていて、そんな魔女の身体を支えているのは顏がある三日月。

麻里亜「………っ。」

『уцоμηΩΨЕЁДСНККРФП』

使い魔を殺害された事に、魔女は相当お怒りのようで、派手に体当たりをお見舞いしてきた。

麻里亜「きゃああっ!」

ダメージを直に受けた私の身体は、宙に浮いた。落ちて行く迄の時間が、ゆったりとスローモーションの様に感じる。
……どうしよう。このままじゃ…



「援護するわっ!!」

______誰?

eine Abstraktion 6→←eine Abstraktion 4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:日名無 りん | 作成日時:2020年1月7日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。