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鬼道「総帥!これが貴方のやり方ですか」


雷門イレブン全員の無事を確認した後、私達…鬼道君、源田君、そして円堂君と響木さんの5人で総帥の部屋に来ていた。

いやもう影山でいいなあんな奴()

てか響木さん、雷門の監督になったのね…今度お店で経緯聞こうかな。あそこの美味しいのよね


鬼道「天に唾すれば自分にかかる。あれがヒントになったんです。貴方にしては軽率でしたね」


影山「言ってる意味が分からんな。私が細工したという証拠はあるのかね?」


?「あるぜ!!」


その声と共に、ビニール袋が飛んできた


鬼瓦「そいつが証拠だ」


円堂「刑事さん!」


ビニール袋の中身は…さっきのボルト。

そして鬼瓦さんがトランシーバーに「どうだ?」と聞く


「はい。確かにボルトが緩められています。明らかに、人の手によるものです!」


らしい。整備の奴が影山に命令されてやったと白状もした。

ちなみにあのボルトを届けたのは私と円堂君である。あまりにも怪しすぎたし、何より怖かった


鬼道「俺はもう貴方の指示では戦いません」


源田「俺達も、鬼道と同じ意見です!」


『右に同じく』


鬼道「お前達…」


すると「勝手にするがいい」と言われてしまった。もう要らないってよ私達。自由だ


鬼瓦「影山零治!一緒に来てもらおうか。

お前には聞きたい事が山ほどある。40年分、洗いざらい吐いてもらうぞ」


あの人40年前にもなんかやらかしてんのかよ


源田「あんな人に従っていたなんて…」


『うん…』


あの鉄骨野郎…

なんで気付かなかったんだろ


鬼道「響木監督、円堂。本当にすみませんでした」


鬼道君が頭を下げ、そう言った


鬼道「総帥がこんな事をしたんです。試合をする資格はありません。俺達の負けです」


円堂「え、何言い出すんだよ!」


鬼道「責任は取らなければいけない」


これは仕方ない。やってはいけない事をしてしまったのだから。

鬼道君が気付かなかったら、重症じゃ済まなかったかもしれない


円堂「…」


響木「円堂。判断はお前に任せる。提案を受け入れるのも試合をするのもお前次第」


と、円堂君の肩に手を置いてそう言った響木さん。ちゃんと監督、って感じがする


円堂「監督…」


そして私達を見てから、「やるに決まってるだろ」と言う


円堂「俺達はサッカーをしに来たんだ。お前達帝国学園とな!」


……あんな事をしたのに、試合させてくれるなんて…円堂君は円堂君、だなぁ…

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ひぃ(プロフ) - 星猫さん» 垢が違いますが本人です。素敵と言って貰えて嬉しいです…ありがとうございます!更新は遅いですが、これからも頑張っていきます(返信が遅くなりすみません) (2021年12月30日 18時) (レス) id: 5c57e2fa6d (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - もう一つのpcがしました。初めまして!とっても素敵です!高評価しました! (2021年9月8日 14時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひなな x他2人 | 作成日時:2020年1月3日 18時

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