嫌いじゃない ページ26
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二郎｢そっそうだぜ！A！｣
『え、恋人でもないのにですか？』
恋人だったら一緒に帰るよね...
私と二郎は友達だし...
二郎｢でも、この前一緒に帰ったじゃねえか！｣
あ、確かに
じゃあ一緒に帰ってもいいのか？
『二郎は私と一緒に帰りたいの？』
二郎｢ったりめえだろ！？｣
『じゃ、一緒に帰ろ』
一郎｢いやチョロくね？｣
三郎｢いち兄、声に出てますよ｣
でも一緒に帰りたいって言われたら嬉しいよね
只でさえ私は友達が少ないから...
『いや、やっぱり友達って良いですよね！二郎、これからも友達でいてね』
そう言うと一郎さんと三郎くんが、変な顔をしてた
正直に言うと、二郎を哀れみの目で見ていた
当の本人は本当に悲しそうだ
もしかして私達友達じゃなかったとか！？
『...あっ、ごめん気安く友達って言ったかも』
二郎｢いや、俺ら友達だよな！｣
『っだよね！！！』
一郎｢(二郎かわいそうだな、後でプリン奢ってあげよう)｣
三郎｢(二郎どんまい)｣
友達って最高じゃない！？
二郎は男子の中で1番仲良いな〜
私ってあんまり男子と話さないし
そうだな、仲良くなったのは二郎とあの彼ぐらい
もう失いたくない
彼みたいに二郎を失いたくない
あんな思いなんてしたくない
『二郎はどこにも行かないよね？』
いつの間にか声に出ていた
二郎は少し寂しい顔をしたけど、それも束の間。
すぐに笑顔になって
あったりめえだろ？
って言って頭を撫でてくれた
一郎｢ほら、飯飯！！食え！｣
一郎さんは私が遠慮しているのを見抜いたのか、めっちゃ大量に肉を入れてきた
なんだか山田家の一員になったみたいで嬉しかった
三郎くんもなんだかんだ言って私のお椀に具材を入れてくる
『いや三郎くん？何故野菜だけ入れてくれるのかな？』
三郎｢何、嫌いなの？｣
うっ
嫌いだよ...
二郎｢へ〜、Aって野菜嫌いなんだ｣
『まだ何も言ってないよ！？』
いつの間にか楽しい時間は過ぎていき、ダウトもやったことだし帰ることにした
『お邪魔しました。とても楽しかったです。』
一郎｢ああ、また来いよ。おい二郎、送ってけ｣
二郎｢うん！行こう、A｣
私は黙って二郎について行った
帰り道は無言だったけど、とても心地いい時間だった
なんたって、二郎と手を繋いで帰れたから
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あ - なんや、この可愛らしいギャップ萌えカップルは… (2019年10月12日 0時) (
レス) id: 3c5fe7961d (このIDを非表示/違反報告)
鈴松@誤字り姫@スターズのライブ行きたかった(プロフ) - 初めまして!一郎が最推しのものです()最初に「あのコにぞっこん」を拝見させていただいて全部の作品を一気読みしてしまいました!とても面白くて最高した!この作品もあと星一つで殿堂入りですね、楽しみに待ってます! (2019年8月11日 15時) (レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - おっしゃぁぁあああ！！！三郎の方も見てくるぜー！！！← …マジで「くっついたよ！！」言ってる作者可愛かよって思った（と同時にいち兄ちゃんと二郎の同軸なのほんと良きって思った） (2019年1月17日 16時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
椏萌☆紅弥 - 14ページ、4泊3日じゃなくて3泊4日じゃないですか？ (2018年11月26日 4時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
れを(プロフ) - ひぇっ、、夢主ちゃんからお話の内容までドストライクすぎる、、これからも応援させてもらいます！作者様のペースでお話作り頑張ってください！！！ (2018年11月15日 23時) (レス) id: b3eb646daa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃ〜 x他1人 | 作成日時：2018年11月15日 23時
