ぞっこん42 ページ43
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『し、失礼します...!』
そこには髪の毛がすごく綺麗で、柔らかい表情をした私の推しが居た
寂雷「よく来たね、Aちゃん。一郎くんから話は聞いてるよ」
推しが喋ってる...?
え、動いてる!!!
本当に神宮寺寂雷って存在するんだ...
一郎「寂雷さん、お世話になります」
一郎さんがお辞儀をする
つられて私もお辞儀をする
寂雷「そんなに改めないで、私と一郎くんの仲じゃないか。椅子に腰を掛けなさい。」
柔らかい口調でそう言った寂雷さん
かっこいい...
椅子に座るとより一層寂雷先生の顔が近くにあって、こんなに調子に乗っていいのかな?って思ってしまう
寂雷「さっそくだけど、なにかあったか教えてくれるかい?辛いだろうけど...」
私はなにも隠さず話した
一郎さんはちょっと怖い顔をしてた
寂雷「そうか、辛かったね。」
『でも、今はなんともないんです。一郎さんが傍にいてくれてすごく安心しますし、一郎さんはいつでも私を助けてくれるヒーローなんです。今もこうやって病院に来ているのも一郎さんが心配してくれたからなんです。』
そう言うと寂雷先生は微笑んだ
寂雷「一郎くん、いい子を貰ったね。大切にしなさい。」
一郎「当たり前ですよ、Aのことを守り抜いてみせます。」
一郎さんはちょっと、
否、すごくかっこいい顔でかっこいいことを言った
その言葉にちょっと泣きそうになる
『寂雷先生、私ってこんなに幸せでいいんでしょうか?』
寂雷先生は私の頭を撫でた
寂雷「君はもっと幸せになるべきだ。一郎くんに幸せにしてもらいなさい。それがAちゃんに出来ること。」
一郎「そうだぞ、俺に幸せにして貰えよ。世界で1番の幸せ者にしてやる。」
まさか病院にきてこんな事を言われるとは思ってなかった
幸せになりなさいとか幸せにしてやるとか嬉しい言葉だらけだ
『先生、私貴方のファンで良かったです。これからも頑張ってください!応援してます!』
すると寂雷先生はきょとんとした
寂雷「あれ、Aちゃんは飴村くんの従兄妹だと聞いていたのだが、まさか私のファンとはね...」
ハッ!忘れてた!!
乱数と寂雷先生って仲悪かったんだ...
『ごめんなさい!調子乗りました...』
寂雷「いや、いいんだよ。なんか嬉しいね、直々に言われると。」
神々しい...
神の領域いっちゃってるよこれ
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夢花 (仮垢) - 「こちらの作品とリンク〜」ってのから先にこっちに飛んだんだけど、とにかく「読んでて微笑ましいなぁ」って思ってたwwwほんとにこんな彼氏欲しいのわかる!!wけどそんなこと言ってるから出来ないんすよねぇw (2019年1月17日 6時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ〜(プロフ) - れをさん» ありがとうございます!新作頑張ります...! (2018年11月15日 23時) (レス) id: 50e31d932a (このIDを非表示/違反報告)
れを(プロフ) - 完結おめでとうございます。お疲れ様でした!この作品が作られて間もない頃から応援させてもらってました。一郎のイケメンさにいつもドキドキしながら読ませてもらってました、新作楽しみにしてます!素敵な作品ありがとうございました! (2018年11月15日 23時) (レス) id: b3eb646daa (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ〜(プロフ) - パグロームさん» うわ〜!久しぶりにパソコンでやったら間違えてしまいました...!すぐ直します! (2018年11月1日 21時) (レス) id: 50e31d932a (このIDを非表示/違反報告)
パグローム(プロフ) - ぞっこん39で「TDD」が「TTD」になってますよ! (2018年11月1日 21時) (レス) id: e79e4d3a6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひぃ〜 x他2人 | 作成日時:2018年10月21日 13時