ゆるふわ男子とゲーオタ男子。

#NEVERLANDのはじまり ページ3

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「そういえば、NEVERLANDって最近出来たばっかりよね？」

「随分と唐突だね、なるちゃん…」




昼休み。

僕はなるちゃんとお昼ご飯を一緒に食べていた。

いつもはみかくんも一緒なんだけど、今日はお師さんと食べるんや〜って言って手芸部の部室に飛んでいった。

美味しいお弁当を食べている時、唐突になるちゃんがふと口にして、今に至る。




「そうだね。一応、Switchの後に出来たユニットだし」

「そうなの？全然知らなかったわ。でもSwitchの子達とは仲良しよね！見てて癒されるわァ♪」





僕らのユニットは、比較的新しい部類に入る。最近学院内のドリフェスにも参加するようになったSwitchよりも新しいユニットだ。

大体、2年生2人組っていうのもあって、そんなに学院内での知名度はまだまだ。しかももう1人が引きこもり気味だから尚更。いや、別に文句を言うわけではないけれど。





「2年生のメンバーが2人よね。Aちゃんとシグレちゃん。」

「うん。シグレくん、あんまり人前に出たがらないんだけどね」

「あらそうなの？まぁ可愛いじゃない♪
…そういえば、Switchの子とは幼馴染みなのよね？てっきり一緒のユニットなんだと思ってたわ」

「そっか、なるちゃんには話してなかったんだっけね。僕が、NEVERLANDを作る前の話…」







これは、僕がまだ、NEVERLANDというものを作る前のお話。






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