100話 紺野side ページ1
休憩時間の後、いつものようにタオルを洗濯機へと投げ入れていれば、部屋のドアが開いた。
入ってきたのは部活中であるはずの灰色君。
はっ、まさか敵対宣言!?
なんてことを考えては身構える。
「お前、部活が終わる頃、須藤のとこに行け」
「……えっ、何で？」
そう聞いてから、これは凪沙ちゃんからの伝言なのでは……と本格的に警戒し出す。
ポカンと開けていた口を閉じ、息を呑んでは灰色君の言葉を待つ。
「これからも平穏な日常生活を送りたいなら、言う通りにしろ」
こっ、これは……完全に脅迫だ!!
これが凪沙ちゃんからの指示だとしたら……灰色君は彼氏というか部下的ポジション？
あれ、つまり灰色君敵なの？
「灰色君……やっぱり、寝返ったの!? 美女な凪沙ちゃんのがいいからって寝返っちゃったの!? それは凪沙ちゃんからの指示なの!? 灰色君に脅迫されると本気で怖いんだけど!!」
「……あー……とりあえず、黙れバカ女」
ひぇっ……灰色君のマジトーンめっちゃ怖い。
ていうか、ただの暴言!! 煽りじゃなくて暴言だよ灰色君!!
確かにうるさかったかもしれない、でも君は暴言を言うようなやつじゃ…………いや、不良だし意外と言うけど。
「別に須藤に言われたわけじゃねぇよ。ただ、オレにも考えってもんがあんだよ」
「……結局、灰色君は寝返ったの？」
「明日にでも話してやるよ。まあ、お前が上手く須藤を引きつけることが出来たらの話だけどな。お前これ失敗したら、お前の人生お先真っ暗だから頑張れよ」
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月夜 黒輝(プロフ) - 新感覚で面白かったです！なんかアレですね、自分の方がいいのにっていう嫉妬なんですかね？可愛いと思えました！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2019年6月24日 21時) (
レス) id: 7066949ba0 (このIDを非表示/違反報告)
凛花(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張って下さい。応援しています！ (2019年5月4日 2時) (レス) id: 72403510b8 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 申し訳ありませんが、リクエストはご期待に沿える自信がないため受け付けておりません。コメントありがとうございました。 (2019年4月27日 13時) (レス) id: 2e9e872d87 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年4月27日 10時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 緋寄＠紅鬼姫さん» こちらこそ、お読みいただきありがとうございます！ (2019年3月11日 19時) (レス) id: 2e9e872d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛 | 作成日時：2017年4月20日 17時
