気に食わない人は誰であろうと許さないよ【黒子のバスケ】

真実　青峰ｓｉｄｅ ページ29

青峰ｓｉｄｅ




空き教室に来る




周りに誰もいないことを確認し、さつきの方を見る




桃井「大、、、ちゃん？」




さつきは涙目になりながら俺を見る




青峰「なぁ、さつき。新井にスポドリを被せたのはお前がやったのか？」




桃井「ちがっ！」




青峰「じゃあなんで富沢はお前の味方に付かなかった！」




そういうと、溜め込んでた涙をぼろぼろと流した




桃井「しら、、ないよ、、、！こんなの、、、ﾋｯｸ、作戦に、、なかった！」




作戦？




さつきを近くにあった椅子に座らせる




青峰「作戦ってなんだ？」




そこまで言うと、口を閉じる




青峰「言いたくないのか？」




それでも返事はない




幼馴染なのに、隠し事されてるみたいでなんかムカついた




青峰「言っておくが、今回の事は絶対にさつきはやってない」




証拠とかねぇけど、夢で見たのとそのまま一緒ってことはそうなるだろ




桃井「今回の事は！じゃない！全部、、、違うよ、、、。カッターでやったのも、、、新井が自分でやった、、の、、、。Aはそれをわかってくれて、、、。だから新井を追い払うために、、、作戦を立てて、、、、」




少しずつ話してくれた




桃井「だから、、、私たちは悪くない、、、。でも、、、Aに裏切られたのかな、、、？」




まだ泣き止まない




どうしよう、、、




ｶﾞﾗﾗ




「なわけないじゃん。僕がさつきを裏切るとかありえない」




ドアの傍に立っていたのは富沢だった




青峰「お前はさつきを苦しめた。今後関わるな」




こいつとかかわらせたらさつきはきっと可笑しくなる




「はぁ？苦しめたのは青峰も同じだろうが。さつきの話を信じず、挙句の果てに、呆れたわ、お前ってそういうやつだったんだな？バカ言うのも大概にしろよ」




富沢は声が外に漏れないようにドアを閉める




こいつが言ってるのは正論




俺も、、、今更って感じだな




「さつき、悪かった。でもさ、青峰に信じてもらえないのはもっと嫌でしょ？だから作戦外のことした。ごめん。いいよ、僕の事嫌いになっても」




そういったら大声を上げてまたさつきが泣きだす




桃井「嫌いに、、、なるわ、け、ない！あり、、がと、、、！」




富沢はさつきの背中をさすって落ち着かせる

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