69話。 ページ22
Aside
A『うぅん…朝…?』
起き上がると椅子に座ったまま寝ている太宰さんが居た。
A『居てくれたんだ…何時もは勝手に何処かに行っちゃうのに…』
本当に…珍しい…
体温計で体温をはかるともう熱は下がっていた。
A『…お腹すいた。』
太宰さんを起こさない様にそっとベッドから降りる
A『朝ごはんはお粥の残りを食べるとして…太宰さんの分は簡単な物でも作ろうかな?』
ー数十分後ー
A『太宰さん!起きてください!!!』
太宰「うぅん…眠いよ…A…」
A『朝ごはん作りましたよ〜』
太宰「分かったよA…ってえ、A!?!!」
A『驚愕した…何ですかいきなり大声出して…』
太宰「元気なの?熱は!?!」
A『今の所元気ですよ。昨日はありがとうございました』
太宰「良かった…ん?朝ごはん…?作ったの!?」
A『簡単な物ですよ。太宰さんの分だけですしそれにサンドウィッチだし…』
太宰「サンドウィッチって人によっては難しい料理だってA知ってる?」
A『知りません』
太宰「…食べようか…」
A『はい!』
太宰/A『「いただきまーす」』
ご飯を食べていると扉がコンコンっとノックされた
A『はーい!あ、龍如何かしたの?』
芥川「Aさんが風邪だと聞き…林檎です。食べてください…」
太宰「あ、芥川君だ。昨日ぶり」
芥川「はい。僕は任務がありますのでこれで…」
A『ばいばーい…皆忙しいんだね…』
太宰「一寸した任務しか無いからAは比較的暇なのかもねー」
A『暇も嫌いです…面白くないですから…』
太宰「本当に思考回路が似てるよね私達…」
A『?』
太宰「でもそれは分かるかなー…暇だよねぇ…何か一悶着ないかなー?」
A『ですよねー』
中也「何物騒な話してんだよ手前等は…」
A『あ、中也おはよう』
中也「おう。」
太宰「だって暇は嫌じゃん?」
中也「分かるけどよ…」
A『林檎食べます?』
太宰「食べる!!!」
中也「嗚呼貰う」
A『中也は森さんからの任務でも伝えにきたんですかー?』
中也「そうだ。Aが元気だったら伝えろと云われて来たが…元気そうだな」
A『割と元気です』
太宰「それって私も聞いて大丈夫?」
中也「むしろ手前も聞け。」
太宰「はーい」
A『で、何なんですか?』
中也「手前等2人で舞踏会に行って来い」
太宰/A『「…は?」』
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もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます! (2018年11月8日 20時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです!パスワード教えてください! (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)
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