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68話。 ページ21

太宰「あれ?Aの執務室には居ないのかぁ…」

何処行ったんだろう?

ーAの部屋の前ー

太宰「Aー居るー?」

あれ?

…居ないのかな…

太宰「A?入るよ??」

…?

すると倒れているAを見つけた。

太宰「A!?」

A『…だざ…ぃさん…?』

太宰「熱っつ!?」

A『わた、し熱出して…て…』

太宰「熱!?それなら早く着替えて布団に入って!!!」

A『…あい…あ、お粥作ろうとして…』

太宰「私が作るから!」

A『へんな調味料…使ったらだめですよー…』

太宰「分かってるって!ほら早く!!!」

A『はぁい…』

ー数十分後ー

太宰「Aー出来たよ。」

A『太宰さんが…まともな料理を作ってくるなんて…!?』

太宰「私はやれば出来るんだよ。」

A『いっつも…その《やれば》をやらないからそんな評価に…なるんじゃないですか…?』

太宰「私はサボっていい時しかサボらないよ?」

A『資料の提出ギリギリはそれに…入るんですか…?』

太宰「入るかな?」

A『そんな訳…っゲホッ…ゴホッ…』

太宰「大丈夫?」

A『朝よりか、は熱は下がったんです。大丈夫ですよ…』

太宰「…風邪薬貰って来ようか?」

A『風邪薬なら…そこの戸棚の下の方に…』

太宰「これ?」

A『はい』

太宰「何か出来ることは無いかい?」

A『…てください』

太宰「もう1回云って…聞こえなかった」

A『此処に…居てください…我儘かも知れませんが…寂しいのは…嫌いなので…』

太宰「…分かった」

A『(にこっ』

太宰「ん゙ん゙っ…」

A『?』

笑顔可愛過ぎでしょ…

太宰「おやすみ。A」

A『おやすみなさい…太宰さん…』

ー数時間後ー

中也「太宰!!!何時までサボって…」

太宰「しーっ!!!」

中也「A?如何かしたのか?」

太宰「熱出したんだって。」

中也「…特別に資料やっといてやる」

太宰「本当!?」

中也「ただし!」

太宰「?」

中也「Aの看病ちゃんとやれよ?」

太宰「分かった」

中也「後…」

太宰「まだあるの?」

中也「早いうちに気持ちは伝えておけよ?」

太宰「何で皆同じ事ばっかり云うの!?」

中也「…好きなんだろ?」

太宰「一寸っ…!起きたら如何するの!?」

中也「此処じゃ何時タヒぬかなんて分かんねェんだぞ」

太宰「うん。分かってるよ」

中也「…じゃあな」

太宰「永遠にさようなら〜」

中也「勝手に殺すな!」

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もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます! (2018年11月8日 20時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです!パスワード教えてください! (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もったん☆ | 作者ホームページ:ないのです。  
作成日時:2018年8月30日 22時

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