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91話。 ページ43

ー執務室前ー

コンコンっと扉をノックする。

A『太宰幹部。シャクです。先程の襲撃者の御報告に参りました』

太宰「入り給え」

A『失礼しま…す?』

そこには中也と乱闘をしている途中の変な体勢で私の話を聞こうとしている変人2人が居た。

A『御報告致します。本日本部前に現れた爆弾魔の爆弾はよく出来た偽物でした。爆弾魔は今現在拘束して牢へ芥川さんが連行しています…俺からの報告は以上です。』

太宰「シャク君スルースキル高いね」

A『お褒めに預かり光栄です。』

中也「それは褒めてるのか?」

太宰「…じゃあ芥川君の所へ行こうか。」

A『では俺はまだ仕事がありますのでこれで…』

太宰「何云ってるの?シャク君も来るんだよ。当事者なんだし」

A『え』

太宰「何か文句でもあるのかい?」

A『イエ。ヨロコンデゴイッショサセテイタダキマス』

中也「嫌そうな顔すんなよ…」

太宰「中也も来る?」

中也「行かねェ」

太宰「あっそう。あっ…蛞蝓は歩くの遅いから着いてきても邪魔なだけだったねー★」

中也「タヒなす!!!」

A『…。』

すぐこのやり取りになるんだから…

それに加えて太宰さんの(まだ見ぬ)スパルタかぁ…

黒服の皆が何でSAN値高いか分かった気がする。

ー牢屋ー

偽爆弾魔を捕らえた筈の牢屋(と云う名の拷問部屋)は赤黒い液体が所々に飛び散っていて、偽爆弾魔は息絶えていた。

A『…。』

私は顔を顰める

タヒ臭…嫌いなんだよね…

太宰「これは如何云う事かな?」

芥川「僕が拷問したが唯の私怨もちだった故…一刀両断しました。」

太宰「折角シャク君が無傷で捕らえた捕虜が肉片と化しているけど?」

芥川「此奴は怯えて意味の無い言葉を云うだけで何の情報も得られませんでしたので。」

太宰「君に聞き出せなくても私に聞き出せる事があるかも知れないだろう?そうは思わなかったのかな?」

太宰さん一寸怒ってる…?

まぁ相変わらず顔は笑顔だけど…

芥川「此奴の為だけに太宰さんの手を煩わせる訳には…っ!?」

その時太宰さんが龍を殴り飛ばした

それも常人なら相当な威力で

A『!?』

太宰「君は何も分かってないね。捕まる覚悟も無い者が偽物の爆弾だけ持ってポートマフィアに来る訳が無いだろう?」

太宰さんの声がいつもより一層低い

芥川「…っ」

太宰「シャク君。銃貸して」

A『あ、はい…何に使うお心算で…?』

そして太宰さんはその銃を龍に向けた。

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もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます! (2018年11月8日 20時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです!パスワード教えてください! (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もったん☆ | 作者ホームページ:ないのです。  
作成日時:2018年8月30日 22時

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