#14 ページ15
フューラー様の元に戻って仕事の続きをしなければいけない。
そう思って足を進めていると後ろから声をかけられた。
ヘルメットにゴーグル…ショッピさんか…
『どうしましたか？』
shp「えっと…」
どうしたのだろうか。
道とか聞かれても俺分からないけど大丈夫かな…
shp「……握手、してもらっても良いですか」
俺に右手を伸ばす彼の目はとても輝いていた。
『俺なんかで良ければ…』
俺はショッピさんの手を握る。
shp「……」
すごく嬉しそうだ…。
shp「…俺、教会にある英雄さんの絵画を見てから、
ずっと憧れだったんです。握手ありがとうございます」
ショッピさんは手を離して何処かへ行ってしまった。
…憧れ、か。
荷が重い…。
俺には憧れなんて務まらない！
今からでも遅くないからショッピさんには憧れの対象を変えてほしいなぁ…。
kn「やっと見つけた！英雄さん！」
大きな声で��英雄��と呼ばれて振り返る。
kn「覚えてますか!?ボクコネシマです！」
『覚えてますとも』
この爆音を忘れる筈がない。
kn「宣言通りサイン貰いに来ました！」
そう言って色紙を出される。
『…すみません、俺文字が書けないんです』
頑張って笑顔を作ってみたけど多分引きつってるんだろうな。
kn「そうなんですか！いや〜無理をさせてしまってすみません！」
この人ほんと元気だな…。
kn「じゃあ絵を描いてください！」
『え…？えって絵ですか？』
kn「どのえか分からんですけど多分そうです！」
何を描いたら良いんだろう…。
取り敢えず犬を描いてみた。
『どうでしょう』
コネシマさんはしばらく絵を見つめた後、
腹を抱えて笑い出した。
『な…！何かおかしいですか!?』
kn「何かってこれ全然何描いてるか分からへんもん！おかしいに決まってるでしょ！」
『え、犬ですけど…』
kn「犬!?豚やろこれ！」
失礼な人だ！
俺の描いた絵が理解できないとは…。
『馬鹿にするなら俺もう行きますからね！』
kn「あっはっは！いや〜満足したわ！ではまた夕食で会いましょう！」
コネシマさんも何処かへ行った。
総統室に戻ると
エーミールさんがフューラー様と何かを話している途中だった。
『すみません…お話中でしたか…』
2人で目を合わせた後、エーミールさんは部屋を一礼して出て行ってしまった。
俺に関係の無いことなのだろうけど少し内容が気になるな…。
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ーーー - 面白いです!！ (3月6日 23時) (
レス) @page32 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
我々軍 副隊長 - チーノさん推しなんで、最高です！！これからも頑張ってください。受験も頑張ってください！ (2022年6月2日 13時) (レス) @page32 id: 87f77450ee (このIDを非表示/違反報告)
ひゅう(プロフ) - やば、めちゃくちゃ面白いです！これからもがんばってください！ (2020年6月9日 20時) (レス) id: 11002cd545 (このIDを非表示/違反報告)
竹介太郎(プロフ) - この小説最高っす…面白すぎてヤバイ()更新頑張ってくだせぃ(ロ)ゞ (2020年6月7日 18時) (レス) id: 48891dbb4c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新されてる！？ヤッタァ！この後の展開どうなっちゃうのー！← 相変わらず小説作るのうまいっすね神っすね← (2020年5月16日 18時) (レス) id: 701acce8ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さささ | 作成日時：2020年3月29日 10時
