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#13 ページ14

ci「大分派手にいってますね〜」

『お仕事を増やしてしまって申し訳ない…』


ci「死人が出るよりは仕事少ないしええですよ!」


何だその発言、怖すぎる。



俺は先程の光景が頭に蘇る。

意識が戻った俺の足元に肉塊となって血溜まりに転がる人間。



昔と同じだ…。


だが今回はいつもより意識が無い時間が長かった。

自分は何をしていたのだろう。



ci「こんな感じですね!あとは治るのを待つだけです!」

『ほんと…ありがとうございます…!』

チーノさんにお世話になってばっかりだ…。



ci「そう言えば、ロボロがインカム貰いに来てって言ってましたよ!」

『なるほど…分かりました!』


__________

____


城を彷徨うこと数十分。




ロボロさんってどこにいるんだろう…。

肝心なことを聞き忘れてしまい、取り敢えず廊下を彷徨くしかなかった。


『聞いておくべきだったな〜』

?「英雄さん!」


突如として声をかけられ、思わず驚く。

顔を声の方向に動かすがそこには誰も居なかった。


不思議に思っていると

?「ここや!こっち!」


自分が向いているより少し下から声がする。


目線を落とすと、そこにはロボロさんがいた。


『ロボロさん…!』

rbr「英雄さんが彷徨ってんのずっとカメラで見てましたよ」

そう言われて笑われる。


『いや〜お恥ずかしい…。
ロボロさんのいる場所が分からなかったもので』


そんなこったろうと思ったわ、と言ってロボロさんが渡してくれたのはインカムだった。


『これがインカム…!90年前はこんな素晴らしい物ありませんでしたよ…!』


そう言って光に当てて眺めてみる。

素晴らしい!


rbr「じゃあ使ったことないんですか?」

『ありません』


そう答えるとロボロさんはインカムの使い方を教えてくれた。



rbr「で、ここ押したら個別通信入れれるんですよ」

ボタンを押すと電子音が聞こえた。


『すごいですね!ちなみにこれは今誰と』
gr「インカムを受け取れたか。良かったな」


耳に低い声が流れた。


rbr「そのボタンはグルッペンやで」

『ひぇぇ…失礼致しました…』


フューラー様は何か言っているようだったけど

なんか怖いので切った。


rbr「なんか困ったことあったら聞きに来てくださいね!」

『分かりました。ありがとうございました!』


これが文明の力ってやつか…。


これつけてたらいつ命令来るか分かったもんじゃないな。

気が抜けなくなってしまった…。

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ーーー - 面白いです!! (3月6日 23時) (レス) @page32 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
我々軍 副隊長 - チーノさん推しなんで、最高です!!これからも頑張ってください。受験も頑張ってください! (2022年6月2日 13時) (レス) @page32 id: 87f77450ee (このIDを非表示/違反報告)
ひゅう(プロフ) - やば、めちゃくちゃ面白いです!これからもがんばってください! (2020年6月9日 20時) (レス) id: 11002cd545 (このIDを非表示/違反報告)
竹介太郎(プロフ) - この小説最高っす…面白すぎてヤバイ()更新頑張ってくだせぃ(ロ)ゞ (2020年6月7日 18時) (レス) id: 48891dbb4c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新されてる!?ヤッタァ!この後の展開どうなっちゃうのー!← 相変わらず小説作るのうまいっすね神っすね← (2020年5月16日 18時) (レス) id: 701acce8ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さささ | 作成日時:2020年3月29日 10時

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