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「先輩の友達になれるって相当だと思う」 ページ22

桃井side



桐皇のみんなと、霧崎第一vs誠凛の試合を観に来た。
すると、何故か洛山五番の黛千尋さんとマネージャーの花宮Aさんがいた。

花宮さんは弟の試合を観にきたのかな…?でも態々京都から?部活を休んで?ラフプレーを観に?
色々な疑問が出てくる。

今吉「……日向くん、やったか」
貴方「あぁ、四番?なんか力入っとるなー」
諏佐「確か、去年も霧崎第一と試合しててそれで木吉に怪我負わせたんだったか?」
黛「オレは知らん」

今吉「せやでー。……ホンマ、霧崎第一が可哀想になってくるわ。」


霧崎第一が可哀想…?普通なら誠凛が可哀想って言うハズ………。

若松「え、誠凛じゃないんすか?」
今吉「あぁー…。せやね。可哀想なんは霧崎第一や。まぁ、少なくとも三年はそう思とるよ」


さっきから意味深は言葉を話す三年生四人。一見共通点がないこの四人が、どこで知り合ってなぜ霧崎第一を心配するのか。

……調べたら、面白いことになりそう。


貴方「……あ、そうそう聞いて」
諏佐「どうした?」

貴方「この前さー、クラスで正太も入れて三人で赤司の謎言ばっか吐いて遊んでたんだけど」
今吉「何しとんねんwwww後で詳細ラインのっけてやwwwwww」
貴方「もちもちwwww
それでそれを赤司が聞いてたみたいで、三人で普段のメニューの二倍やった。」

千尋「オレは慣れてるからいつも通りだけどな」
貴方「それ慣れちゃアカンやつwwww」

諏佐「……え、マネージャーの二人も二倍?」
貴方「せやでー?wwwwホンマ死んだw」
諏佐「それはお前がバカwwwwww」

今吉「てか黛は何慣れてんねんwwww普段からやらかしすぎやろwwwwww」
黛「一週間に一回馬面被って全力で追いかけてるだけなんだが……」
今吉「原因それやんwwwwwwww」


さっきの雰囲気とはうってかわって、花宮さんの出した話題で爆笑中の三年生。
……というか、よく赤司くんにイタズラできますね…。

青峰「……なぁさつき、あの人達赤司にイタズラって言ったか?」
桃井「うん……私もそう聞こえた」
青峰「………やべーな」


今吉先輩の友達ってやっぱ少し特殊だ…。

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作者名:ハク | 作成日時:2020年4月5日 14時

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