及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』 (ページ9)

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次の日

バタバタと慌ただしい朝

及「なんで起こしてくれなかったの！？
朝練、遅れるじゃん！！」

母「起こしたわよ！何回も！！
朝練行かないでいいの？って聞いたら徹、いいって言ってたじゃない！！」

及「なにそれ！覚えてないし！」

貴「うるせーなーもー
朝から...まだ七時前じゃないですか」

ねむっ

いつもより30分も早く起きた

徹がうるせぇから...

及「兄ちゃん連れてって！！」

なんでだよ

及「そんな嫌そうな顔しないで！？」

貴「嫌そうじゃねぇ、嫌なんだよ」

必死でご飯を頬張る弟を腹をかきながら見る

及「いいじゃん！！
お願いだって！」

いや、お前

髪をセットする時間除けたら間に合うんじゃねぇの？

貴「はじめは？」

及「岩ちゃんなら、遅れそうって言ったら、先行くってメッセージ来てた！」

あらー、見捨てられましたか

貴「ったく...
何時までに行くんだよ」

及「７時２０分から朝練開始！」

ここから、車で10分弱くらいだから...

貴「後五分くらいででないとな...」

厳しいわ

￣￣￣￣￣￣

￣￣￣￣

それから、7時5分ぐらいに家を出て、青城に向かう

俺は車を運転し、徹は着ていた制服から練習着に着替えている

部室まで行くと間に合わないんだろう

貴「でも、朝練だろ？
少しくらい遅れたって大丈夫じゃねぇの？」

及「殴られるもん！」

おう、イジメが起きている

貴「誰に？」

及「岩ちゃん！」

...イジメじゃなく、しつけだった←

キキッと体育館に一番近い駐車場へ車をとめる

貴「着いたぞ」

現時刻、7時17分

及「ありがと！！
行ってきます！！！」

貴「いってらー」

よかったなー間に合って

よし、俺はかえって、
ゆっくり飯食って、
ゆっくり髪セットして、
コーヒーでも飲んで過ごそう

そう思っていた

家に着く

ガチャ、ガチャ

あれ？
おかしいなー

ガチャガチャ、ガチャ

貴「鍵ッ！！」

鍵家だよ！！

だって母さんいると思ってたからね！！
なんでいねぇの？！

まって、飯もくってねぇし

まぁ、仕事の鞄は車にあるし、財布とケータイは持ってるけどさ

今、黒い高校の時の烏野排球部のTシャツにスウェットのズボンなんですよね

まぁ、病院に診察時に着る服はあるけど...

え、これで出勤します？

え、ちょ、誰かっ！
へるぷみー泣