検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:29,579 hit

ページ15

翌朝早く。

<ぱたん>

フィリップ「"たこ焼き"の全てを閲覧し終えた。検索をはじめよう」

翔太郎「ああ。それじゃ、地球の本棚に入ってくれ」

フィリップ「了解した」

フィリップくんが左手で本を持ち、目を閉じて両手を広げ、地球の本棚に入った。

亜樹子「あっ…あ〜…」

翔太郎「しっ」

翔太郎が唇に人差し指をあてて亜樹ちゃんに静かにしろ、と示す。

フィリップ「メモリの正体は、"マグマ"。知りたい項目は、"場所"。…翔太郎、キーワードは?」

翔太郎「まず、1つ目。"戸川陽介"」

フィリップ「一気に減った」

少し驚いた声で言うフィリップくん。

翔太郎「人名だからな。2つ目だ。"WIND SCALE"」

戸川さんの勤めてた会社ね。

翔太郎「そして最後に今から言うやつを入れてみてくれ。"WS-09K-097T"」

翔太郎が写真を見ながら読みあげる。

フィリップ「…しぼれた。タグの商品番号を入れるとは、いい思いつきだね」

フィリップくんが目を開けて言った。

翔太郎「だろ?」

翔太郎はドヤ顔。

フィリップ「これは、一部の店舗での限定販売されている商品のタグだ。この商品が売られている店で、まだ襲撃されていないのは…」

ぱらぱらと本のページをめくる。

フィリップ「…風谷支店だ」

翔太郎「よし、ナイスだフィリップ。それじゃ、行ってくるわ」

ガレージを出かけた翔太郎が立ち止まり、私を見て言った。

翔太郎「A。今度こそ頼むぜ」

A「はーい。いってらっしゃい」

翔太郎「おう」

翔太郎が風谷支店へ向かった。

☆→←あ…あれっ?!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
72人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひな★ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年8月7日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。