秘密の東卍女子【東京卍リベンジャーズ】

2 ページ2

あの日から数日が経った。

お姉ちゃんを襲ったのは『愛美愛主』という暴走族
ここ最近、この辺で悪事を働いているらしい。




しかし分かっていた。
調べて知ったところで私1人じゃ何も出来ない





だから、ただただ悔しい思いをしながら
生きていくしかないんだ………



「…お姉ちゃん」




私はお姉ちゃんが大好きだった。
優しくて彼氏の話をよくしてくれて、彼氏の友達にも会わせてくれた。





だから…本当に許せなかったのに

















――――――――――――――――――


何があろうと学校には行かなくちゃいけない。
私は平気なんだし…


でも、お姉ちゃんが気がかりで仕方なかった







「A帰ろ〜！」



「うん、トモちゃん」




親友のトモちゃんだ。トモちゃんにもお姉ちゃんの事は言っていない。
だからいつも通りにしていないと…







「あ、やば！隣のクラスのヤンキーだよ！向こうから行こ！」



「あ、うん…」





トモちゃんが言っていたのは隣のクラスの…
確か、松野くんだっけ？
入学してすぐに先輩と喧嘩しただとか聞いた。



そんな彼と一緒にいるのは…黒髪ロングのメガネの男の子





まぁいいや、とりあえず行こう…




すると、二人の会話が耳に入った。







「場地さん！今日の集会、例の事ですよね？」


「あぁー、パーが言ってた愛美愛主との抗争の話だろ」














愛美愛主…！？！？！？！？

3→←1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す