鶴の三十七声*お釈迦になった ページ38
じゃじゃ馬姫鶴side
「____っ!姫っ!」
姫鶴「ん…つ、る…?」
姫鶴『よかった!気がついて…』
目が覚めた。
薬の影響か、少し目眩がする。
鶴は安堵したかのように息を吐いていた。
でも…その表情は固い。
起き上がって辺りを見渡す。
和風な街並みとは打って変わって鉄で出来た建物、
下はザラザラしたコンクリート、
……そして今、私と鶴は両腕と両脚を縛られている。
うーん、両腕だけならまだしも脚まで縛られてるからなぁ…
どうしようか…
姫鶴『ごめんなさい…』
姫鶴「えっ?」
突然、鶴に頭を下げられた。
姫鶴『私のせいなのに、姫を巻き込んでしまって…
同じ姫鶴一文字として、本当にごめんなさい…』
そして…声も震えていた。
姫鶴「気にしないで?もしあの時鶴を助けなかったら私、一生後悔してたもん。
まぁすぐに負けた私が何言ってんだって話だけどねw」
姫鶴『うぅ〜(´;ω;` )姫ぇぇぇ…』
姫鶴「ちょっと泣かないでよも〜w可愛い顔が台無しじゃんw」
鶴はぐすぐすと泣きついてきた。
…やっぱり、同じ姫鶴一文字でも違ってくるんだなぁ。
「あっ、ようやくお目覚め〜?」
姫鶴「『っ!?!?』」
突然の男の声に驚く。
…いつの間にか、男共が入ってきていた。
姫鶴「…鶴、私の後ろにいて」
姫鶴『で、でも姫…っ!』
姫鶴「だーいじょうぶ!私強いからっ!w」
男1「おー威勢いいねぇ君w…今から粋がってたら、最後にはトんじゃうよ?」
男の手が、私の体に触れようとしていた。
…が、
姫鶴「っ触らないで!」
男1「いっで!?こっのアマ!」
姫鶴「っ!」
抵抗で蹴り飛ばしたら、殴られた。
うーん、結構痛いな…
姫鶴『姫っ!』
男1「まずはお前から相手してやるよ…」
男の手が私の服に手をかける。
それと同時に…
バキャッ!!
扉も蹴り飛ばされてお釈迦になった。
扉があったところには…
稲瀬「姫ちゃん達を返してもらおっか??^^」
麻里『総員、出撃!!』
大事な仲間達がいた。
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はる - 何だろう、、わかるようでわからない、、、 こちらこそコメント返しありがとうございます。 (2016年10月8日 15時) (レス) id: f942a4b8b2 (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - はるさん» 稲瀬「いやいや違うんだよ!別に私は胸が揉みたいわけじゃない!そこに胸があるから揉みに行くんだよ!」姫鶴「すみませんコイツ馬鹿なんです!!!」コメントありがとうございます! (2016年10月8日 13時) (レス) id: abb1e24d8b (このIDを非表示/違反報告)
はる - 稲瀬ちゃんだれもが羨みそうな胸あるんだから自分の揉めば良いのに、、、 (2016年10月8日 12時) (レス) id: f942a4b8b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫鶴一文字親衛隊一同 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/koyuduki271/
作成日時:2016年10月1日 19時