私なんて居なくなればいいのに。[H S J] (ページ27)

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26 V S あらしページ27

あなたside

松「つーことで、今から3日間の間の投票でAがどっちのｸﾞﾙｰﾌﾟに入るか決まるんだけど…それでも良いか?」

あ「ｯ…あ、はい…」

何でだろう?頭がﾎﾞｰｯとする。

…もしかして風邪でもひいたのかな?

いやいや、ﾃﾚﾋﾞでぶっ倒れるなんて洒落にならないでしょ。

しかもそんな事したら皆に迷惑がかかる。

大丈夫。後…5分くらい我慢できる。いや、する。

櫻「んーじゃあ今から時間無いしﾗｽﾄのｷｯｷﾝｸﾞｽﾅｲﾊﾟｰだけやります?」

相「そーだね、せっかくだし一本勝負って事で。」

これさえ終われば今日は解散だ。

私は拳をｷﾞｭｯと握って大きく深呼吸をした。

あ「よしっ、がんばろ。」

＿＿＿＿＿
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ｽﾀｯﾌ「はい、お疲れ様でした!!今日の収録はこれで終了でーすっ!!」

最後、翔君の「負けないから。…色々とな?」と言う意味深な言葉で今日の収録は幕を閉じた。

相「Aー!この後飯い……あれ?なんか顔赤くない?」

あ「へっ?////」

あぁ、駄目だ。ふらふらして気抜いたら意識が飛んでいっちゃいそう。

櫻「そー…だな。やっぱり風邪引いたか?」

二「ま、だとしたら原因はｽﾄﾚｽと疲れで間違いないな。」

立ってるのも辛くなってきたし、頭と喉まで痛くなってきた。

でもここで倒れたらまた迷惑をかけちゃう。控え室…いやそれじゃあ山田君達がいる。

松「違いねぇ。Aは自分で溜め込…＿＿って大丈夫か!?A!!!おいっ!!!」

体に力が入らなくなり、落ちる寸前で潤君が私の体を支えてくれた。

二「A!!A!!??び、病院連れていこっ!!」

遠くで二宮君の声が聞こえてくる。

やっぱり…迷惑かけちゃったな…。

ごめんなさい＿＿＿＿

口に出せないかわりに心の中で呟いてから私は意識を手放した。