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「ほんでな〜」


私の隣でずっと喋り続けとるのは桐山


「桐山…うるさい」


「俺一応先生なんやけど〜？」


桐山は自分の授業がない時は必ず来とる


「はぁ…」


溜息を付くと桐山は


「溜息ついてたら幸せ逃げてまうで〜」


なんて言って豪快に笑う


「…なんで」



「ん？」



「なんで桐山は私に構ってくるん？」



これはずっと思っていた事



普通こんな懐かなくて可愛くない生徒なんて関わりたくないはず





すると桐山は、うーん、と悩んでから




「わからへん！」



なんて笑い飛ばした

.→←．



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作者名：たぬきち | 作成日時：2019年7月18日 20時

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