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「も〜わからへん〜」
「はぁ…」
私が桐山に慣れてきた頃(いっても半年以上経ってるけどね)私は1つの相談に乗っていた
「何が喜ぶんかなぁ」
桐山が悩んでいたのは彼女さんの誕生日プレゼント
話によると、今年で4年目らしい
…なんか今胸がチクってしたような、
「プロポーズすればええのに」
そう言うと、無理や無理や！なんてらしくない事いっている
「はよせんと逃げられるで？」
「うるさい！」
最近はこんな会話も増えてきた
「そういうAは彼氏おらへんの？」
そう言えば最近桐山は私のことを下の名前で呼んでいる
別に何も問題は無いけど、
「彼氏？おる訳ないやん。私を好きになる物好きおらへんで」
「いや、わからんで？Aはすぐ猫かぶるからなぁ。」
私は慣れてない人にはすぐ猫を被る癖があるらしい
…自覚はないけど。
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作者名：たぬきち | 作成日時：2019年7月18日 20時
