8,新たな友達とYSP基準！ ページ10
「よしっ、友達になった事だし、入学式にいざ出陣！」
パンのくだりが無かったかの様に、ジンペイが親しげにマタロウの肩に手を回した。
「えっ…友達…？」
マタロウの動きが止まる。
Aには、良いの？とでも言いたい様に見えた。
すると、コマが口を開いた。
「僕は小間サン太夫です。よろしく！」
自己紹介の流れを読み取って、次にAが話す。
「私は姫舞Aって言うの。宜しくね！」
とびっきりの笑みで締める。
大体93%の男子がここで落ちる。
「Aさんかぁ…あっ、僕は玉田マタロウ。よろしくお願いします」
礼儀正しく3人に頭を下げるマタロウ。
「僕達は、小学生から一緒なんです！」
「それにしても、ここに入れたって事は、お前凄い奴なんだな！」
「まぁ、『たまたま』運が良くて…でも、それを言うなら君らこそ」
謙遜しつつマタロウが言うが、途中でハッ、とした顔で話題を変えた。
超エリート校、Y学園に入れたからには、何か凄い能力と言うか、特技と言うかがあるのだろう。
そう思って、疑問を投げかける。
「それが僕達、勉強、大の苦手なんです…Aちゃんは凄く頭良いんですけど…」
「そんな事ないわよ」
慌てて否定するA。
(照れるAさんも可愛いーっ！…でも、他の2人、勉強苦手なのに何でこんなエリート校入れたんだろう…？)
心の中でビシッと両手でガッツポーズを取ったマタロウだが、すぐ考え始める。
すると、コマはリュックから一枚の紙を取りだし、マタロウに見せた。
「YSP」と中央に大きく印刷され、後は普通の合格通知。
「僕らは、何でもYSP基準合格ってやつらしくて…」
「YSP基準…？」
マタロウが不思議そうに言う。
「本当、YSPって何なのかしら」
「今年から新設された入学基準らしいんですが…謎です」
てっきり当人達なら分かると思っていたマタロウだが、A達も首をかしげている。
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純白の翼ことさくらもち - うーーん、次の話のところの字が見づらいです…でも、めっちゃおもしろろいので応援してます！！ (2020年11月3日 14時) (
レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - とっても楽しみにしています。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 2c5109f76b (このIDを非表示/違反報告)
ふぅわ(プロフ) - 初めまして！ふぅわと申します！ 凄くいい作品ですね！尊敬します！！ もしよかったら、こちらの作品には到底及ばず、まだまだなんですが、私の作品も見てくださると嬉しいです！ ずっと尊敬し続けます！！！(><) (2020年4月20日 15時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 8fbce785a8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ミアさん» 全然返信できず申し訳ありません！いつもコメント本当にありがとうございます！…はい！アニメ超面白かったですね！「ゲスノート」はまだ見てなくて録画見るんですけど、昨日のアニメは見ました！確かに活躍してたし、ハッピーエンドで良かったです！ (2020年2月1日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒメアミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HIMEHP/
作成日時：2019年12月23日 18時
