60話 ページ11
「ただいま!」
「おかえりなさい、煉獄さん」
日も沈み、だいぶ暗くなってきた頃に煉獄さんは帰ってきた
原作で屋敷の中で柱とお館様だけが話していたのを覚えていたので、これぐらいに帰ってくるだろうと予想していた
その通りに帰ってきたので、おそらくなんの問題もなく物語は進んでいるのだろう
「千寿郎は?」
「夕飯の支度をしています。今、丁度手が離せないので私が代わりにお迎えに!」
「そうか!ありがとう、A!」
ぽん、と頭の上に手を置かれる
いつ触れても暖かくて大きい手だなぁ
「柱合会議はどうでしたか?たしか、鬼を連れた隊士がいたとか」
聞くまでもないが、一応知らないふりをしておこう
「いろいろあったが、お館様はお認めになった!」
「やっぱり柱の皆さんは最初は否定的だったんですか?隊律違反なんですよね?」
「うむ、よく知っているな」
「あ、えっと…千寿郎くんとかにいろいろ教えて貰って」
「………そうか!」
そうか!の前にあった間が怖いよ、煉獄さん!
勘が鋭い人は本当に困る…それをいったら柱は全員そうじゃんか!
「し、不死川さんとか宇髄さんとかはすぐ斬るとかいいそうですね」
「鬼殺隊士は鬼に大切な人を奪われた者も多い。あの頭突きの少年も家族を奪われたと言っていた。鬼となってしまった妹を人間に戻すために連れているらしい」
「………そうなんですか」
鬼が憎い、という想いで隊士になった人はやはり多いのだろうか
柱も例外ではない
全員、ツラいことを経て今の強さを手に入れた
おそらく私が想像できないぐらいのことがあったのだろう
鬼殺隊は強い想いと意志を持って常に戦っている
「あ、兄上!」
「ただいま!千寿郎!とても美味しそうな匂いだ!冷めないうちに食べよう、A!」
「はい、そうですね!」
私は最後まで強い想いを持って、煉獄さんを救うことができるだろうか
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向日葵(プロフ) - とうめいさん» とうめいさんコメントありがとうございます!最後まで読んで下さりありがとうございます!新作もお楽しみにです!笑 (2022年2月7日 0時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - えのきさん» えのきさんコメントありがとうございます!嬉しいお言葉…そう言っていただけて嬉しいです…。 (2022年2月7日 0時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんコメントありがとうございます!嬉しい言葉…ありがとうございます! (2022年2月7日 0時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
とうめい - 完結おめでとうございます!!!毎日わくわくしながら最後まで読ませて頂きました!それと新作私も宇髄さんのやつがいいかな…と考えております…!新作も頑張ってください!! (2022年2月4日 19時) (レス) @page35 id: 4fdb593f0d (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - はじめまして。えのきといいます。トリップものが好きで、ずっと追わせていただいてました(*^^*)完結おめでとうございます!本当に素敵な作品をありがとうございました(*^^*) (2022年2月4日 15時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年10月20日 23時