22話 ページ23
｢ふぅ…｣
ご飯を食べ終わったあと、片付けをして
先にお風呂に入らせてもらった
この時代のお風呂に少し戸惑ったけど、煉獄さんが入る前にいろいろ教えてくれたから助かった
寝巻きも貸してもらっちゃったし
｢そういえば、結局お父さんには会えなかったな｣
ご飯を持っていくついでに会いに行こうとしたのだが、結局千寿郎くんが持って行ってしまった
｢今度行ける時に行こう！………あ、｣
自分の部屋に戻ろうと長い廊下を歩いている時、ふと外を見ると綺麗な夜空が広がっていた
｢こっちの世界も空はあまり変わらないんだな…周りに高いビルもないから少し似てるかも｣
私の住んでいる場所は田舎だから、周りにビルなんてない
唯一高い建物といえば、マンションが数棟あるぐらい
ここは田舎というわけではないが、まだビルなどがない時代
｢そういえば、向こうはどうなってるんだろう？｣
私の最後の記憶は、ベッドで寝たこと
｢進んでいるのなら、私は目覚めなくなった人間ってなってるのか…止まっているのだとしたらあの日のまんま…もしくは、こっちの数時間が向こうでは数分みたいな感じ？｣
いろんな可能性があるが、確かめるすべもない
今はとにかく、元の世界へ戻る方法を探すしかない
｢はぁ…｣
｢ため息ばかりでは幸せが逃げてしまうぞ？｣
｢！！｣
声がした方を見ると
隊服とは打って変わって綺麗な寝巻きを来ていて、お風呂上がりだと分かるように髪型が違う煉獄さんが立っていた
｢煉獄さん！？いつからそこに！？｣
｢君が何かブツブツと言っているときからだな！｣
｢全然気がつかなかった…｣
柱、恐るべし。
｢ここに長時間いると身体が冷えてしまうぞ｣
｢す、すみません………あの｣
｢む？｣
｢煉獄さんも湯殿上がりですか？｣
｢うむ！｣
正直にいおう。
カッコよすぎる！！！
寝巻き似合いすぎだし、髪も下ろしているし
こっちの世界に来ていなかったら一生見てなかった煉獄さんだろう
ゲームとかなら絶対SSRぐらい！
｢あは、ははは……｣
｢？｣
心の中の叫びを煉獄さんに聞かれないようにするのに必死で、苦笑いするしかなかった
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向日葵(プロフ) - 葵さん» 葵さん、ありがとうございます！映り方は偶然なんですよ…笑嬉しい言葉！ありがとうございます！！ (2021年10月23日 21時) (
レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 次の小説の移り方がとても凄かったです！それに、物語も違和感無いしとても読みやすかったです！ (2021年10月23日 16時) (レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - イオさん» イオさん、ありがとうございます！！更新頑張ります！ (2021年10月17日 21時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - 煉獄さんと夢主ちゃん幸せになって欲しいです😭続き楽しみにしてます！！更新頑張って下さい✨応援してます！！ (2021年10月17日 15時) (レス) id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Riiさん» いえいえ！いつ視点を変えようか迷ってました…遅くなってすみません。。 (2021年9月1日 23時) (レス) id: f6ff1cdc98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年7月6日 23時
