南沢篤志は危険人物―○○○○ＧＯ

〓こんなにも〓 ページ13

A「だから、私はお付き合いできません。」

ましてや１度も話したこともない、みたこともない人となんて・・・

普通考えたらありえないでしょ？？

「だからそういわずにさー」

告白をしてきたときの態度からは一変してなんだか変態っぽい・・・

この人は私のことが好きなんだよね？

・・・・もしかしたら、南沢が私のこと好きな理由がわかるかもっ！

A「私なんかのどこを好きになったんですか？」

「・・・可愛いこときくね。正直いうと遊びやすそうっていうか
コロッといきそうだったっていうかさ？？」

―――――――遊びやすい？

南沢も、南沢もそんな理由で？
「私自身が好きだ」と南沢はいった。
＝遊びやすそうな私自体が好きってこと？

騙されてたの？遊ばれてたの？からかわれてたの？
普通だったら南沢にそんなことあるわけないと思える私も、
今回ばかりの混乱と焦りには追いつけなかった。

「じゃあさ、キスさせてよ、そしたらあきらめるから。」

キスしたら・・・・・あきらめる。
それくらい軽いものだったんだ。

南沢にむりやりされたから初めてではないんだよね・・・・
・・・もう、いいか。

A「好きにして。」

「じゃあありがたく♪とびきり激しいのを？」

は！？激しいのって！？

腕を強くつかまれ、押しつけられるようなキスをされる。
でもそれはだんだん優しいものに変わっていった。

私なにやってるんだろ・・・そう自分に呆れながら、
唇をはなしたとたん、視界は明るくなって、


A「み、なみ・・・・さわ？」

私の手をつかんでいた腕は南沢の腕だった。

南沢「まだだ。」
そういわれるとまた唇をふさがれる。

南沢「とびきり激しいのなんだろ？」


今数秒の間に起きたことに私はついていけなかった。

〓相手〓→←〓いいところ〓

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