ろーく。 ページ7
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▽ 主side ▽
ｲﾙｶ｢よしっ、これで班分けの発表は終了だ。
呼ばれてない奴はいないな？｣
彼はそう言って、教室内を見渡す。特にそんな人も居ないみたいだ。私の名前も序盤に呼ばれたしね。
ｲﾙｶ｢じゃあ、昼休憩を挟んでもう１度、十三時にこの場所に集合だ。
解散っ!!｣
彼がそう言うと、周りの子達は楽しそうに一斉に立ち上がった。見た感じ、同じ班の子達の元に声を掛けに行ってるようだ。
いの｢シカマルー、チョウジー。
一緒にお昼、食べるでしょー？｣
この子は確か、シカマルとチョウジの班員の子。
名前は�犹鈎� いの�瓩世辰韻�。
ｼｶﾏﾙ｢あぁ、まあそうだな…。
おい、A。
お前も俺達と来るだろ。｣
｢え、あぁー、私は。｣
そう言いつつ、先程自分の班員だと確認した子達の方を見てみる。…がしかし、3人の内1人もその場に残っては居なかった。
ありゃー、声掛けようと思ったんだけど。
ま、いっか。
｢うん、シカマル達と一緒に行くよ。｣
シカマル、そしていの、に向かってへらっと笑って私は立ち上がった。
未だに隣でポテチを食べてるチョウジのマフラーをちゃんと掴んでね。
▽ ▼ ▽
ﾁｮｳｼﾞ｢はい、A。
このおにぎりあげるよ。｣
｢ありがと。
お昼持って来てなかったから助かるよー。｣
私がお礼を言うと、チョウジは『んへへ』と嬉しそうに笑っていた。相変わらずチョウジは優しいなぁー。
いの｢ふぅーん。
アンタがAねー。
可愛い顔してるじゃなーい。｣
ｼｶﾏﾙ｢はぁー…。｣
私の顔にズイっと近付いてくる楽しげな いのとは対照的に、シカマルはずっとため息をつきっぱなし。
そんなにため息ばっかじゃ、人生の幸せ全部逃しちゃうぞー。
｢あー、ありがと。
いの。｣
いの｢でーもー。
サスケ君には手出ししないでねー。
ただでさえライバル多いのに、これ以上増えたら確率薄くなっちゃうじゃない。｣
｢サスケ…？
あ、私と同じ班の、うちはの子か。｣
チョウジから貰ったおにぎりを頬張りながらそう言えば、彼女はうんうん、と頷いた。
てか、このおにぎり美味しいな。流石チョウジのおにぎり。具は梅干しかな？
いの｢そー。
サスケ君はカッコよくて強くてすっごい人気なのよー。｣
｢ふぅーん。
でも大丈夫だよ、いの。
私、恋愛とかそういうの今は興味無いから。｣
私が彼女にそう笑いかければ、彼女も嬉しそうに笑い返してくれた。
ｼｶﾏﾙ｢………。｣
(続く)
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カカシ先生尊い - とても面白いです！ 続き楽しみにしてます！頑張ってください (2022年11月17日 20時) (
レス) @page25 id: 18092cdeea (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 面白いです！！応援しています！ (2022年4月24日 22時) (レス) @page25 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
晏昊 - 久しぶりにNARUTOの作品をあさってたのですが…スッゴク好きです！続きがめちゃくちゃ気になって夜しか眠れません！ 頑張ってください!! (2022年4月12日 0時) (レス) @page25 id: 92be24dccc (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - わー...！！面白いです！！！是非続きお待ちしてます！ (2020年4月3日 3時) (レス) id: 6b76715b64 (このIDを非表示/違反報告)
陽葵(プロフ) - 蘭さん» コメントありがとうございます(^^)シカマルは推しなので、ついつい贔屓目に絡ませてしまいますがお気に召して頂けてなによりです。これからもあまり更新は早い方では無いですが、この小説をよろしくお願いします(^^) (2019年10月15日 3時) (レス) id: 0cae7a153a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽葵 | 作成日時：2019年1月21日 16時
