ピンポンダッシュからのパタリ。ちょこちゃんは闇少女です。 ページ12
とりあえず、荷物をまとめたので、
松野さんのお家に行く。
門についているチャイムをならして、気がつく。
ちょこ「あっ、おにぎり持ってくるの忘れたの！」
急いで家に戻って気がつく。
ピ、ピンポンダッシュやってしまった.....！
ちょこ「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、、、、」
失敗する。この事を一番嫌っていた私は、
過去のトラウマがフラッシュバックして、
呼吸が苦しくなってきた.....。
-----------------お母さん、Aが居るから失敗したんだ。きっとそうよ。
-----------------早く居なくなってくれない？あ、そうだ。お母さんが消してあげる。
家のなかに急いで入り、近くのテーブルに置いてあった
キャンディ型の精神安定剤にてを伸ばす。
一つ、口に含むと優しい甘さが口に広がる。
このまま甘さに包み込まれてしまいたいな。
いくぶんか落ち着いて、冷静に考える。
あとで、松野さんに謝らなくては。
荷物確認してから行こう。またピンポンダッシュしたら意味がない。
薬も、持って行かなくちゃな。入れ物を取って来よう。
薬と入れ物を自室へと取りに行く。
包帯やら薬やら栄養補給用のサプリメントやらが
机に綺麗に並べてある。
引き出しを開けて、薬を取り出す。
小さな携帯用の薬剤箱にしまいこむ。
ふと、机の横にある小さな血の付いた刃物に目が止まる。
すべては無意識な行動。
私は、小さな刃物を手に取り、左手にあてがっていた。
力をこめて、そのまま下に引く。
ちょこ「.....あっ、やってしまった.....。」
また、やってしまった。
左手首から、大量に出血する。
痛みなんぞ、とっくの昔に何処かへ捨てた。
とりあえず、服を着替える。
去年の誕生日、六つ子の一人、十四松君がくれた黄色いパーカー。
それを着て、新しい包帯に血が滲む左手首を隠す事にした。
ノースリーブのワンピースをきて、その上にパーカーを着た。
おにぎりを鞄にいれて、マフラーを結び直し、ヘッドホンを付け直す。
精神安定剤をも一つ口にいれ、準備完了。
今度こそ松野さん家に行くぞ！
ーーーーーーー
ちまきから。
編集遅れていたので、本気だした結果、
闇回となりました。はい。
ちょこが行く、過去の回想道中記〜！→←番外編；駄作者とちょこがもしも松野家の妹だったら
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちまき(プロフ) - りんごさん» 後から判るように書きます！ (2016年8月11日 18時) (
レス) id: 9b01d08efb (このIDを非表示/違反報告)
ちまき(プロフ) - りんごさん» いいえ！違います！ (2016年8月11日 18時) (レス) id: 9b01d08efb (このIDを非表示/違反報告)
りんご - これからも頑張ってください！応援しています！あと、夢主はちょこという名前なのですか？ (2016年8月11日 13時) (レス) id: ce42db14ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
