検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:13,297 hit

_7 ページ8

「話すって言っても…」








「話題が無いね」








ズバッと言っちゃうヒビヤ君。








「そうだね〜…」







ふわっと柔らかい笑みを浮かべるマリー。







「あっ」








「ん?どうしたの?マリー」








「悩み事とかない?」








「あ…うん、何かあったら僕ら、聞くよ?」








二人が頼もしく見える…








悩み事かぁ…








「ずっと気になってること、ふたつあるんだけど…」








「ふたつ?」








「うん。ひとつは…一年前以上の記憶が全く無いの。私何してたんだろう?なんだか掠れちゃって、思い出せないんだ〜」








喋り終わってはっ、とする。








「え、あ…」








マリーはなぜかおどおどしている。








「…おばさん、もうひとつの悩みにしてくれない?話すの。悪いけど」








ヒビヤがあまりにも泣きそうな顔で言うものだから








私は頷くことしかできなかった。

_8→←_6



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , 天ノ弱 , カノ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:真冬 | 作成日時:2015年2月7日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。