壱.過ぎ来し時 ページ42
僕が覚えているのは、あの場所、金色の花畑で目覚めた所から。
何で此処にいるかも分からず、ただ助けを求めてたんだ。
『誰か……誰かいる…？』 『…誰でもいいから教えてよ…僕は…誰なの……？』
そしたら、花畑の奥、黒の扉の向こうから、声が聞こえた。
??「……誰か、いるのか？」 『っ…い、いる!!!!…お願い…助けて……僕を…』
ｷﾞｨｨｲ… 僕の前の扉から出てきた声の主が君だったんだ、A。
『ぼ、ぼく…自分が誰か分からないし…なんでここにいるのか…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
??「…っお、おい泣くなって…あー…とりあえず落ち着くまで待ってるから…な？」ﾆｺｯ
そう言った君は、笑顔で僕の事を優しく撫でてくれて、
今みたいに…僕の隣で話を聞いてくれたんだ。
??「hah…落ち着いたか？」『う、うん…取り乱して…ごめん。』
??「別にいいさ、えっと…状況が知りたいんだけど…いいか？」
『…僕、目が覚めたらここにいて、自分が誰かも…何も分からないんだ。』
??「…じゃあ名前も分からない訳か。」 『…うん。』
A「あぁ、そういえば名乗ってなかったな、俺はさん…Aだ。」
『…？Aでいいんだよね？』
A「…本当はサンズって言うんだけど、ちょっと今はこの名前が嫌でね。
…アンタが良ければA呼びをしてほしい。」
『…わかった!!Aね!!』
A「それはそうと、アンタの名前も考えなきゃだな。」
『僕の…名前…』
A『…うーん…安直だけど、花…だから、Frowy…お花のフラウィーとかどうだ？』
『フラウィー…うん、それでいい!!ありがとうA!!』ﾆｺｯ
A「…フラウィーも笑えるんだな、そっちの方がいいと思う。」ﾆｨｯ
これが僕と君、Aとの出会いだったんだ。
君が僕を見つけてくれて…名前をくれた。
本当に嬉しかったよ…ありがとうA…
それから君は、色んな話を聞かせてくれた。何も分からない僕に、モンスターや地下世界の事を。
それを毎日してくれたんだ…僕と出会ってから。
僕が記憶を思い出せるよう、君個人で色々調べてくれている事も知ってたよ。
君が言うには、僕はソウルレスってやつで、何も感じない体になってしまっていると聞いた。
でも何でだろうね、君と暮らす日々は楽しかったよ。2人で首を傾げあっていたけどねw
…でも、あの日…全てが変わった。
ラッキーアイテム
エラーのぬいぐるみ
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
傍にいるとラッキーな骨
ジェノ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイ(プロフ) - ここの小説のおかげでGztaleをしることが出来ました (7月24日 3時) (
レス) id: 33468b0bb4 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - あさん» (名前違うけど)ありがとう!(´▽｀)†┏┛墓┗┓† (7月23日 23時) (レス) @page1 id: 33468b0bb4 (このIDを非表示/違反報告)
あ - はい、墓どうぞ！ (7月23日 18時) (レス) @page27 id: 71597d68ff (このIDを非表示/違反報告)
数学嫌いの人(プロフ) - 牛と気絶しているクロスがラッキーアイテムで傍にいるとラッキーなのがDreamswapのDreamね。誰か墓をください (2023年4月25日 20時) (レス) @page14 id: 33468b0bb4 (このIDを非表示/違反報告)
レアチー - ドロップキックされて悶えるマスタードがラッキーアイテムで傍にいるとラッキーなのがナイトメア？？(アン)ラッキーってこと？？？ (2023年4月24日 18時) (レス) @page2 id: 7eb1d172c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：βさん | 作成日時：2022年9月18日 18時
