【歌い手】都市伝説系歌い手７。【男性声優】

｛2018/11/23 衝動書き｝side：センラ ページ34

センラ『当たらんと思って姉ちゃんのスマホで申し込んだら当たったんよ〜。姉ちゃんは用事あって来れへんらしいから･･･お願い、来たって！』




･･･って、数日前に押し付ける感じで渡して来たんはええんやけど･･･Aちゃん来てくれとるんやろか。

今日はS STILO!!!:REの仙台GIGS公演。
今頃、VTRが流れとる。
･･･センラーのみんなには割と僕が子わんこって事知られてるし、あれVTRに映しても良かったよね･･･。




センラ「･･･よし、行こ。
居てくれてるとええんやけど･･･」




衣装も着替えて、舞台裏からもう一度ステージに出た。

すると、何やら会場の後ろの方がザワついとった。なしたんやろ･･･？


あ、もしかして誰か具合悪くなったんかな･･･会場、人口密度高いから酸欠なったりせんって言い切れへんし･･･。
と、会場の後方に目を向けた。



･･･って、んんん？

あの、ゲホゲホ咳き込んでる･･･金髪のウェーブかかってる人･･･もしかして･･･。

･･･前の事(いつぞやの衝動書き武道館)もあるし、ここはいっちょ声真似で誘ってみよか。
僕はマイクを持って、Aちゃんが最推し声優さんと豪語してた人の声真似をした。




センラ「･･･おい、そこで何してる。コソコソ隠れてないで、さっさとこっちに来たらどうだ？」(リヴァイ声真似)

「っ、げほぁっ！！！」

「リヴァイ兵長･･･！」
「え、嘘･･･っ」
「あれ、あの人どこかで･･････って待って待って･･･！」




ビンゴや！

わあ、やっぱAちゃんやった！
ばっちり変装して来てくれたんやね･･･。


センラーのみんなが、Aちゃんが通りやすいように道を開けてくれた。

更にスタッフさんがAちゃんの所まで駆け寄って、Aちゃんの荷物とかを持ってあげた。
さすがのAちゃんも、こう騒がれたらステージに上がるしか無いやんな。


で、数分後にステージ上に登場するAちゃん。




A「なんでいっつもこうなる･･･。
･･･はい、どうもー。自分のじゃない人様のライブに登場頻度が高い、Mere×××の犬派でーす」

センラ「わんちゃんwww
いやー、でもほんま来てくれてありがとうな！」

A「言っとくけどゲストパスじゃないですからね？
なんか、センラのお姉ちゃんが行けなくなったとかで譲ってもらったんですからね？」




しっかりとゲストパスで入場したんじゃないと言い切るAちゃん。

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